2008年06月28日

[Book]GIANT KILLING(モーニングKC)

GIANT KILLING(講談社 モーニングKC、著:網本将也、イラスト:ツジトモ)

今回のご紹介はコミックです。
現在連載中の中で最高峰のマンガの一つです(と思っています)。

以前のエントリで紹介した「4-2-3-1―サッカーを戦術から理解する」とも通じます。

帯には「本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる!」
「小さなクラブが大きなクラブに勝つ。これがフットボール!!」

タイトルのGIANT KILLING(ジャイアントキリング)とは、日本風に言うと番狂わせ、英語では「アップセット」と言われます。
主にヨーロッパのフットボールシーンで使われる表現。
まさにこのコミックの帯にある「小さなクラブが大きなクラブに勝つ。」ということ。

例えば、EURO2004のギリシャの優勝、チャンピオンズリーグ2003-2004シーズンのモウリーニョ率いるポルトの優勝。
他にも単一の試合でもよく使われます、というか個人的にはこの1試合単位でよく使われるという印象。

それが最も顕著に起こりやすいのがこのコミックの冒頭の舞台にもなっているイングランドの伝統あるカップ戦FAカップ。
プロはもちろんアマチュアでもFA(The Football Association(イングランドのサッカー協会))に登録されてさせればどんなクラブでも参加可能。
なにせ2007-2008シーズンは731クラブが参加。そりゃそれだけ試合数もあれば番狂わせ=ジャイアントキリングも起きます。
2部のクラブが1部(プレミアリーグ)のクラブを倒すなんてザラにあります。
3部のクラブが1部のクラブをしり目にベスト4、なんてこともあったりします。
これぞカップ戦の楽しみ。
(昔、某男性アナウンサーがカップ戦で本命が一発勝負で負けていなくなった際に、これだからカップ戦はフェアじゃない、みたいなことをさもわかっている風に言っていましたが論外ですね。。)

FAカップ:http://ja.wikipedia.org/wiki/FA%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
ジャイアントキリング:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82 %A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

話が脱線しました。
このコミックはそのジャイアント・キリングこそがフットボールの魅力だと言ってはばからない監督が主役のお話。
はい、監督が主役です。

選手が主役であればこれまで思いつくだけでも、キャプテン翼、シュート、ホイッスル、オフサイド、Jドリーム、かっとび一斗、ファンタジスタ、VIVA CALCIOなどなどがありますが、監督が主役というのはちょっと思いつきません。
(他のスポーツものでも滅多にみないと思いますが)

まず監督を主役にするというその視点、そしてその主役の監督のアイデア、本当に感心させれられます。
理屈抜きに面白く、ワクワクさせられることうけあいです。

サッカー好きの方であれば必読です!





posted by Guinness好き at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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