まずは目次から(ダイヤモンド社のサイトより引用させていただきました)。
まえがき
1限目 問題解決能力を身につけよう
自分で考え、行動する
こんな人たちを知りませんか?
問題解決キッズはすごいスピードで進化する
そもそも問題解決って?
tool 分解の木
2限目 問題の原因を見極め、打ち手を考える
お医者さんのように診断し、治し方を考える
中学生バンド「キノコLovers」を救え!
1A 原因としてありえるものを洗い出す
1B 原因の仮説を立てる
1C どんな分析をするか考え、情報を集める
1D 分析する
2A 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
2B 最適な打ち手を選択する
2C 実行プランを作成する
「キノコLovers」のコンサートはどうなったのか?
tool はい、いいえの木
tool 課題分析シート
3限目 目標を設定し、達成する方法を決める
ひとつの大きな夢を、いくつかの小さな目標に置き換える
パソコンを手に入れるには?
1 目標を設定する
2 目標と現状のギャップを明確にする
3A 選択肢を幅広く洗い出す
3B 選択肢を絞り込んで仮説を立てる
4A 仮説に沿って情報を集める
4B データを分析し、チェックする
あとは実行するだけ! でもそれが大事
tool 仮説の木
column 意思決定ツール
あとがき
世界一かどうかはわかりませんが本当に「やさしい問題解決」の本でした。
対象が中学生から高校生だと思われますので当然と言えば当然ですが、やさしすぎました。
実際に仕事をされている方であれば多かれ少なかれ本書のような内容を考えて仕事に取り組んでいたり、過去に教わったことがあるのでは、と思います。
toolとして紹介されているものも本当に基本のものに絞ってあり、問題解決、という考え方の初歩の初歩のとっかかりとしてはよいのかな、と思います。
ただ上述したとおり中高生がメインターゲットなので社会人の方であれば別の本の方が良いかと。