2008年07月01日

[EURO]EURO2008が終わって

スペインの44年ぶりの優勝で幕を閉じたEURO2008。
UEFAのテクニカルチームが選出した大会最優秀選手23人が発表されています。

UEFA EURO 2008(TM)大会優秀選手
GK:ブッフォン(イタリア)、カシージャス(スペイン)、ファン・デル・サール(オランダ)
DF::ボジングワ(ポルトガル)、ラーム(ドイツ)、マルチェナ(スペイン)、ペペ(ポルトガル)、プジョル(スペイン)、ジルコフ(ロシア)
MF:アルティントップ(トルコ)、モドリッチ(クロアチア)、マルコス・セナ(スペイン)、シャビ(スペイン)、ズリアノフ(ロシア)、バラック(ドイツ)、セスク(スペイン)、イニエスタ(スペイン)、ポドルスキ(ドイツ)、スネイデル(オランダ)
FW:アルシャフィン(ロシア)、パブリチェンコ(ロシア)、トーレス(スペイン)、ビジャ(スペイン)

決勝トーナメント出場国からのみ選出だそうです。
個人的には、DFにクロアチアのプラニッチ、MFにスペインのシルバが入ってほしいところですが。。
あと、ファンタジーフットボールでは高評価のセルヒオ・ラモスが選ばれていないのは若干驚きです。
まぁ安定感とか評価軸が違うのでしょうが。

あと大会MVPも発表されていて、スペインのシャビが選ばれています。
これは特に準決勝、決勝の活躍が評価された、ということでしょうかね。


個人的な感想を少々。
今大会は非常に楽しめました。
やはりEUROは捨て試合が少ないですね。
W杯予選と同じレベルで予選を戦っていますから当然と言えば当然ですが。。

ホスト国が早々と脱落してしまった中、大会に彩りを添えたトルコとロシアは素晴らしかったですね。
ここでつけた自信がW杯予選や本選にまた活きてくるんでしょうね。。
それにしてもロシアは今後が楽しみ。
ヒディング体制はまだまだ続きますから予選等を通じてもっと成長すること間違いなし。

ロシアの戦い方は日本にも参考になると思うんですけどね。。
以前書きましたが日本サッカー協会はぜひ強化の方向性を考える上で参考にしていただきたいとともに、いつかヒディングの招聘を本気で考えていただきたいところです。
あ、ちなみにテクニックの優劣はともかくスペインの戦いぶりも日本にとっては参考にすべきかと。
サイズがない分、速いボールタッチとパス回しを続けることで相手を翻弄し、疲れも誘って主導権を握る、というのは日本にもハマりそうです。

大会全般通してゴールもよく決まりましたし、引き分けも少なかった印象。
準決勝、決勝はどちらも90分決着でしたし。
あと完全に気のせいかもしれませんがセットプレイからの得点の比率が少ないような気が。
流れの中からのゴールが多かったことも大会が面白かった要因かもしれません。

あとは何といっても当初から優勝予想だったスペインが優勝してくれたこと、これに尽きます!
本当に見ていても面白く、かつ魅力的なサッカーでした。
これでスペインのこれまでのお家芸であるサイドアタックができる人材がさらに出てくればさらに魅力的なサッカーが展開されること間違いなし。
DF陣も自信はつけたでしょうし、何より選手が若いので次のW杯と言わず、その次のウクライナ、ポーランド共催予定のEUROも狙えるかと。

今大会一見すると「?」がつくような、でもやってみると神がかり的な采配を連発したアラゴネスの退任が決まっています。
(一部噂だとフェネルバフチェだとか)
なんだかんだアラゴネスは選手からの人望が厚かったようなので、後任が誰になるのかも含めて注目ですね。

準優勝のドイツに関しては、DF陣が弱かったのが致命的でした。
ポルトガル戦でもトルコ戦でも2失点しているのを攻撃陣が補った、という印象でした。
今になって思えば内容が良かった試合は少なかったですね。
それでも勝ちあがるのがドイツの凄味なのですが。。

何にせよ大変楽しませていただきました。
これからC.ロナウドやらランパードやらロナウジーニョやらエトーやら大物移籍も取り沙汰されています。
そんな移籍も楽しみにしつつ新シーズンを待ちたいと思います!!
posted by Guinness好き at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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