今話題のマインドマップの創始者トニーブザンの著書。
結論から言うと本書は、「マインドマップの応用書」。
マインドマップの考え方や書き方をイチから勉強したい、という方だと読んでも何のことやら…となるかもしれません。
内容は、仕事などの様々な場面で実際にどのように考え、マインドマップでまとめあげるか、といった点が中心になっています。
場面場面で丁寧にマインドマップのブランチ(枝)の伸ばし方なども記載されています。
そのマインドマップを活用して仕事をどのように進めるのか、といったところまで言及されています。
(ちなみに購入者には、翻訳者の近田さんによる本書のマインドマップがダウンロードできます)
そういう意味では本書のタイトルどおりの内容だと思います。
仕事上でマインドマップをいかに使うか、という点がターゲットになっている、ということです。
ただ上述したとおり、(私も含めて)マインドマップの書き方などについてイチから勉強したい、という方には不向きかと思います。
そういった役割は、同じくトニー・ブザンの「ザ・マインドマップ」や「マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術」の方を、ということなのだと思います。
個人的には他にアスキームックの「「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術」と「ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本」が気になります。。
マインドマップを既に使っていて、いろいろと使いまわしたり応用したい!という方にオススメです。
(私はまずはマインドマップの書き方からやり直して本書に戻ってきたいと思います…)