2008年07月21日

[Book]はじめての課長の教科書

はじめての課長の教科書(ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:酒井穣)

テーマが「課長」という珍しい本書。
ある種「わくわく感」を持ちながら読みました。
まずは目次から(ディスカヴァー社のHPより引用させていただきました)。
<本書のもくじ>
第1章 課長とは何か?
1 課長になると何が変わる?
2.課長と部長は何が違う?
3.課長と経営者は何が違う?
4.モチベーション管理が一番大切な仕事
5 成果主義の終わりと課長
6.価値観の通訳としての課長
7.課長は情報伝達のキーパーソン
8.ピラミッド型組織での課長の役割
9 中間管理職が日本型組織の強み

第2章 課長の8つの基本スキル
スキル1.部下を守り安心させる
スキル2 部下をほめ方向性を明確に伝える
スキル3.部下を叱り変化をうながす
スキル4.現場を観察し次を予測する
スキル5.ストレスを適度な状態に管理する
スキル6.部下をコーチングし答えを引き出す
スキル7 楽しく没頭できるように仕事をアレンジする
スキル8.オフサイト・ミーティングでチームの結束を高める

第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
非合理なゲーム1 企業の成長を阻害する予算管理
非合理なゲーム2 部下のモチベーションを下げかねない人事評価
非合理なゲーム3.限られたポストと予算をめぐる社内政治

第4章 避けることができない9つの問題
問題1 問題社員が現れる
問題2 部下が「会社を辞める」と言いだす
問題3 心の病にかかる部下が現れる
問題4 外国人の上司や部下を持つ日が来る
問題5.ヘッドハンターから声がかかる
問題6.海外駐在を求められる
問題7.違法スレスレの行為を求められる
問題8 昇進させる部下を選ぶ
問題9 ベテラン係長が言うことを聞かなくなる

第5章 課長のキャリア戦略
戦略1 自らの弱点を知る
戦略2.英語力を身に付ける
戦略3.緩い人的ネットワークを幅広く形成する
戦略4 部長を目指す
戦略5.課長止まりのキャリアを覚悟する
戦略6.社内改革のリーダーになる
戦略7.起業を考えてみる
戦略8.ビジネス書を読んで学ぶ
あとがき

〈帯コピー〉
課長にもプロとアマがある!?

〈ボディコピー〉
課長が学んでおくべき 8つのスキル・9つの問題解決・3つのゲーム・8つのキャリア戦略

〈袖コピー〉
ミドルマネジメントは欧米からは学べない!

(「はじめに」より抜粋)
マネジメント理論は、基本的には欧米から輸入されたものです。欧米発信の理論には、当然のことながら、日本企業の「特徴」や「強み」を生かそうという視点はありません。
欧米直輸入のマネジメント理論をそのまま日本の企業組織に適用しようとすれば、中間管理職に関する部分が、その日本独特な重要性にも関わらず、スッポリと抜け落ちてしまうでしょう。
日本と欧米の企業組織はその成り立ちの背景からして異なり、日本企業には中間管理職という、日本企業ならではの強みがあるという視点を忘れるべきではありません。


結論から書きますと、今年これまでの中で最高峰の1冊でした。
課長を目指すと目指さないとに関わらず、企業に勤める(勤めようとする)のであれば必読かと思います。

目次を見てもわかるとおり非常に整理されている本書。
何が書かれているのか、著者の意図も含めて一目瞭然です。

特に素晴らしいのが「第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム」を始めとする、とにかく「現実」が書かれている点。
読んでいて頷くところばかり。
どれもこれも大納得です。
「リアル」な課長を描くことで、それがリアルな会社を描くことになり、ひいてはリアルな日本の社会を描くことにつながっているように思います。

読んでいて著者から「現実を知ってもらい、備えてもらうことで企業人として幸せな日々を送ってほしい」と言われているかのように錯覚してしまいました(笑)
今後の私のバイブル決定です!

本書を購入すると著者のオススメ本リストがもらえるキャンペーンがディスカヴァー社のHPでまだやっている様子。
このリストも1冊1冊にコメントがしっかり書かれていて素晴らしいです。

企業に勤めている方、これから勤める方全てにオススメの1冊です!!

課長の教科書キャンペーンサイト:http://www.d21.co.jp/contents/campaign/kacho/
ディスカヴァー社本書紹介ページ:http://www.d21.co.jp/modules/shop/product_info.php?products_id=542
著者 酒井穣氏ブログ:http://nedwlt.exblog.jp/




posted by Guinness好き at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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