2008年11月11日

[Book]共感をつかむプレゼンテーション

共感をつかむプレゼンテーション―「思い」を実現する32のチェックポイント(日本経済団体連合会出版研修事業本部、著者:菅野 誠二)

共感をつかむプレゼンテーション―「思い」を実現する32のチェックポイント
菅野 誠二
日本経済団体連合会出版研修事業本部
売り上げランキング: 75195
おすすめ度の平均: 4.5
5 プレゼンテーション前の最終チェックに最適
3 プレゼンテーションの基礎的スキル固めに。
5 これまでのプレゼン本とは一線を画す良書


以下、目次です(セブンアンドワイさんから引用させていただきました)。
1 プレゼンテーションの基本確認
 プレゼンテーションは聞き手へのプレゼント
 プレゼンテーションは問題解決の最終フェーズ
 あなただけではないプレゼンの苦手意識 ほか
2 内容の構成とシナリオ作成
 一番言いたいことを「三〇秒」にまとめる
 すぐれた提案には興味深い事実が必要
 知っておきたい定量・定性の分析法 ほか
3 発表本番のスキルチェック
 周到な事前準備があがらないコツ
 現場でよく起こるトラブル対処法
 リハーサルではビデオチェックを ほか


著者の菅野さんは、プレゼン本の王道「マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術」の著者の一人でもあります。
その著者が、マッキンゼー流を取り入れつつ、プレゼンを行う上で必要なポイントを32にコンパクトにまとめたのが本書。

文字通り各項目ごとに32のポイントがあります。
このポイントを頭に入れてプレゼンの準備ができれば確かによいものができるかと。

マッキンゼーの流れを汲んで、論理の構成(MECEやロジックツリーなど)については手厚く書かれています。
どのような構成図や分析法を使うのか、などはかなり参考になりました。

目次を見ればわかりますが、発表本番部分は全体の1/4程度、本書の3/4のポイントは事前準備に関わるもの。
事前準備の大切さというのが本書でも確認できるところです。

実際の進め方(声の出し方など)は上述のとおりそれほど重点を置いていないため、そこを求めるのであれば本書以外の選択肢もあると思います。

プレゼンに臨む考え方、心構えといったポイントにもページを割いており、これから始める方にもうってつけかと。
書いてあることは非常にオーソドックスなので。

若手社員や初めてプレゼンを行う方、自分なりの型はすでにあるがそれを見直したい方にオススメです!

本書紹介ページ(日本経団連事業サービス出版事業HP):http://www.keidanren-jigyoservice.or.jp/public/book/index.php?mode=show&seq=43&fl=
posted by Guinness好き at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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