ロンドンダービーとマンチェスターダービー。
Chelsea 1 - 2 Arsenal (30.11.2008
Sun)
30分 ジョルー【OG:アーセナル】
59分 ファンペルシ【アーセナル】
62分 ファンペルシ【アーセナル】
一口にダービーと言っても最近は乱立気味で、昔からある本当の意味でのダービーはそれほど多くないといいます。
この週末のロンドンダービーは、別名ビッグロンドンダービー。
チェルシー - アーセナルというビッグクラブ同士ということもあり、激戦必至ではありますが、実は真の意味のダービーというよりは、最近流行りの方のダービーもようです。
アーセナルにとってダービーの相手となるのは、唯一同じノースロンドンを拠点とする、トッテナムホットスパーでしょう。
ノースロンドンダービーと称されるこちらのダービーは、イングランド3大ダービーの一つ。
かたやチェルシーにとっては、同じウエストロンドン拠点のフルハム相手のウエストロンドンダービーがダービーとなると思います。
最も最近の成績も絡んでチェルシーとしては、ダービーだと認めたくないようですが。。
もともとロンドンは、チーム数が多く、クィーンズパークレンジャーズなどの2部(チャンピオンシップ)も含めると数多くのロンドンダービーが組まれることになります。
その中で真のダービーと認められるのは、上述したノースロンドンダービーとなるようです。
能書きはさておき、首位チェルシーがホームに最近リーグ戦で連敗中と不調のアーセナルを迎えたこの試合。
アーセナルとしては、ここでポイントを離されるとさらに厳しくなります。
CLの決勝トーナメント進出も決めたことですし、ここでさらに弾みをつけたいところ。
チェルシーとしても、相手がアーセナルとはいえホームスタンフォードブリッジでの試合。
負けるわけにはいきません。
そんな思惑で始まったこの試合ですが、アーセナルが3ゴール(笑)を決める結果に。
ただ、ファンペルシの1点目に関しては正直オフサイドが濃厚。。
ファンペルシの2点目はその動揺が残る中、という見方もできるだけにオフサイドか否かは試合の趨勢を大きく左右してしまった感もあります。
最近誤審→審判の数日後の謝罪が続いているプレミアリーグ。
チェルシーのスコラーリ監督も試合後に「2,3日後審判から「申し訳なかった」と言ってほしい」といったそうで。
最近の誤審の多さは議論を巻き起こしてしまいそうな…
とりあえず何らかの措置が必要な段階にあるのかもしれません…
(ビデオ確認が必要とはあまり思いませんが)
難攻不落のスタンフォードブリッジでしたが、今季はリバプール戦に続く陥落。
とはいえ、1日のリバプールの結果次第ですが、チェルシーとしてはまだまだ首位or2位。
ショックをひきずらずに、次節に臨めれば、といったところでしょうか。
ManCity 0 - 1 ManUnited
(30.11.2008 Sun)
42分 ルーニー【ユナイテッド】
かたやマンチェスターダービーは、イングランド3大ダービーのもう一つ。
同じマンチェスターを拠点とし、かたや世界有数の人気と成績を誇るユナイテッドと地元に根付いた下層労働者階級のサポーターが支えるシティ。
ここ最近はずっとユナイテッドがプレミアシップでは上位で結果を残していますが、このマンチェスターダービーの結果は必ずしも連動していません。
少なくともプレミアシップの成績ほど、ダービーの結果に差がつかないのが面白いところ。
UEFAカップの決勝トーナメント進出も決め、潤沢な資金(現在世界一?!)をもとに着々とチームを固めてきているシティと首位を狙うにはポイントを落としたくないユナイテッド。
そんな思惑で始まったこの試合ですが、ゴール前の混戦からルーニーが自身100ゴール目を決めてユナイテッドが勝利。
首位追撃の流れをそのまま維持する形になりました。
また、この試合、パクチソンが出場しており、得点にも絡んだようで嬉しい限り。
さすがユナイテッド、きっちり上がってきますね。。
4強が混戦となってきそうな今シーズン。
レッズファンとしては、1日のウェストハム戦にぜがひでも勝利して単独首位となってほしいところです!