2009年01月21日

[Book]読書進化論

読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか (小学館101新書)(小学館、著者:勝間和代)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書)
勝間 和代
小学館
売り上げランキング: 1530
おすすめ度の平均: 4.0
4 出版を目指しているひとにおすすめ
5 本の見方が進化します
5 進化する読書力
5 本の肝が書かれています
5 実体験が詳細に書かれているところがすごい!

目次
読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブにまけたのか
はじめに
勝間和代著作一覧
序章 成功や自由は、読書で手に入れる
* インターネットと本
* 本ほど人生の疑似体験ができる身近なツールはほかにない
* 本は「成功への投資」

第一章  人を進化させる読書がある
* ウェブ時代の本と書店の再定義
* 自分を進化させる本とのリアルな出合い方
* 読者が進化して著者になると、上場株(=パブリックな人材)になる
* ウェブで発見され、約1年で150万部の売り上げに
* 再現性が高い本は読者に"ご利益"をもたらす
* 勝間式 書店ぶらぶら歩き@ 「リブロ青山店」編

第二章 進化している「読む」技術
* フレームワークがない読書は身につきにくい
* 本選び基準のひとつは「ウェブや友だちの話より質が高いかどうか」
* 良書との出会いが読書体験を豊かにする秘訣
* 自分の読書レベルに合った読み進め方がある
* 多読や速読など、「読む」技術について
* 「読んでおしまいにしない」が究極の技術

第三章 「書く」人も進化する
* 深い話を広く伝える手段として、本は最もリーズナブルな流通形態
* 文章力はブログやメールで進化させることができる
* 書店は宝の山。"本のコンシェルジュ"を活用するのも手
* 勝間式「相手がわかりやすく読みやすく書く」ための4つの技術
* 技術(1)「自分の事例」「アンソロジー形式」を利用して、親しみを持たせる
* 技術(2)「役に立つフレーズ」を必ず入れ、読書だけに体験を閉じない
* 技術(3)「共通体験」や「流通していることば」を使って行動を促す
* 技術(4)「コンテンツ力」と「編集力」で進化していく
* ウェブで発見されて著者に進化するには

第四章「売る」仕組みを進化させる
* 出版業界は「プレイス」と「プロモーション」に弱い
* 好循環を生む基本的な仕組みは「まじめに作って、まじめに売る」
* 「著者ブランド」を最大限に活用する
* リアル書店とネット書店の特徴を生かした「売る」仕組み作りを
* ウェブの活用、チャネルの再考…まだある、出版社にできること
* 勝間式書店ぶらぶら歩きA「丸善丸の内本店」編

終章 これから「読みたい」「書きたい」「売りたい」と思っているみなさんへ
* 読書の進化形、印税寄付プログラム<Chabo!(チャボ)>
* すべての人にフェア(公平)な可能性を秘めている「読書」の世界

私を進化させた20人の著者
巻末資料
おわりに
本書紹介ページ(小学館HP内)から引用させていただきました)

◆本書から吸収したいポイント◆
・勝間さんは「本」を取り巻く環境についてどう考えているのか
・勝間さんが考える「書く」技術

◆本書を一言で表す◆
本の応援宣言

◆概要&感想◆
勝間さんがいかに本を愛しているかがよくわかります。
それは、勝間さんを勝間さんたらしめている大きな要因の一つがこれまでの読書体験だからなのだと思います。

序章から第二章にかけては、これまで様々な本やWeb上で勝間さんが発信してきた内容を本に特化してかかれています。
既知の内容が多かったため、サラリと読みました。

第三章は、基本、本を出すという意味での「書くこと」についてがメインでした。
が、ブログやメールで文章力を鍛えることが出版につながるという観点で書かれていたため、ブログやメールを書くための文章術として参考になりました。
例によって参考図書が掲載されていたので、そちらにも当たってみようと思っています。

第四章では、勝間さんによる本を取り巻く状況について書かれており、その分析の考え方は参考になります。
よく紹介されていらっしゃる4Pのフレームワークなどの実例としても読めると思います。

あと面白かったのが、勝間さんがこれまで出されてきた本のその背景や意図が書かれている点。
どんな狙いがあって、どのようなアプローチをして、といった勝間さんの思考を追えるようで面白かったです。
(若干宣伝色が入っていますが(笑))

ところどころに挿入されている書店の店員さんや勝間さんの本を読んで行動を起こすことで変わりつつある方々の体験談は、事例や具体例としてわかりやすいのだと思います。
関連リンクにもある「勝間和代のBook Lovers」の仕掛けといい、勝間さんと読者(主にカツマーと呼ばれる方でしょうか)を結ぶ一冊を勝間さんが試みたのかな、と想像してしまいました。

さらに別の狙いとして、以前のエントリで紹介した「史上最強の人生戦略マニュアル」でもそうですが、本とWebやメディアなどとの連動が今の勝間さんのテーマなのかな、と。
と思っていたら今後のテーマとしてクロスメディアを本書内で取り上げていらっしゃいました。
今後も勝間さんによる様々な試みが見られそうです。

◆気になったポイント◆
・本選び基準のひとつは「ウェブや友だちの話より質が高いかどうか」(第二章)
 本書内で触れている、「相手がわかりやすく、読みやすい」表現の一例となっている見出しだと思いました。
 表現がわかりやすいですし、勝間さん独自の基準としてなるほど、と思わされました。

・「勝間式「相手がわかりやすく読みやすく書く」ための4つの技術」(第三章)
 ブログを書くにあたってなるほど、と思いました。
 特に「自分の事例」「アンソロジー形式」「役に立つフレーズ」は自分の文章に取り込みたいポイント。

◆学び◆
・「相手がわかりやすく読みやすく書く」を意識して文章を書く
・「自分の事例」「アンソロジー形式」「役に立つフレーズ」がわかりやすい文章には有効

◆オススメしたい方◆
・ウェブ時代の本の役割について考えたい方
・ネットと本の関係について考えたい方
・勝間さんの本に関する考え方に興味がある方
・出版業界に興味がある方
・本を出版してみたい方

■関連リンク■
・本書紹介ページ(小学館HP内)
・本書連動ページ(小学館HP内)
・勝間和代のBook Lovers(本書連動著者ブログ)
・私的なことがらを記録しよう!!(著者公式ブログ)

■関連過去エントリ■
・[Book]史上最強の人生戦略マニュアル
・[Book]勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
・[Book]無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
・[Book]無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
・[Book]勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!



posted by Guinness好き at 22:00| Comment(0) | TrackBack(1) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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