その名も「ムチャな目標設定で一年を棒に振りたくない人のための 自分の「強み」発掘セミナー」。
既に年初のエントリ「[Life]新年の目標」で目標を宣言してしまっているわけですが(笑)
その中の「2)セミナーに6回参加」の一環でもあり、かつセミナー名にもある、自分の「強み」を客観的に把握してみたいと思い、参加を決めました。
以下、簡単にレポートを。
◆本セミナーに期待したポイント◆
・専門的に分析した自分の「強み」を把握する
◆本セミナー内容を一言で表す◆
思考のクセを理解し、ものさしに騙されるな!
◆概要&感想◆
非常に楽しく、かつためになったセミナーでした。
講師は川井かおる先生。
略歴をシゴタノ!より引用させていただきます。
■講師:川井かおる先生
前郵政大学校教官
特定非営利活動法人ヒューマンサイエンス研究所理事・公認講師(自己拡大プログラム・個性別目標達成支援)
組織人事監査協会認定パーソネルアナリスト(組織最適化支援)
民間企業勤務後、郵政省(現:総務省)に入省。郵政省郵政研究所などを経て、
郵政大学校で企業人材教育に携わる。企業、自治体などで講演実績多数。
もうこれでもか、というくらい非常にパワフルで、場を作るのがうまい方でした。
序盤は若干堅めだった会場の空気もすぐ溶けましたし。
ちなみに主催者の大橋さんは、川井かおる先生に初めてお会いして、3時間後位にはこのセミナーのオファーをされたようです。
その実行力は見習いたいところです。
このセミナーのメインテーマは、自分にとって未知の「強み」を知ることで、目標設定であったり今後のキャリアを考える材料にする、というもの。
自分にとっての「強み」を知るために、いくつかのワークをやりました。
非常に簡易なものから、ある程度本格的なものまで数種類。
といっても、ワークの時間は決して長くなく、大部分は川井先生の滝のようなお話を聞き、かつ参加者と川井先生がコミュニケーションを取る、というスタイル。
このワークからはわかることはいわゆる「思考のクセ」というもの。
こうだから良い、悪いというわけではなく、その人が考えたり行動する時に出るクセだと考えることが重要とのこと。
ワークをやった結果ですが、私の場合はその思考のクセが当てはまりまくりでした。
川井先生からも「見ただけでわかる!そういうイメージが体中から出ている」といったお言葉をいただき、良いんだか、悪いんだか(笑)
ワークの結果の解説は、あまり時間もないこともあってたっぷりとまではいきませんでした。
さらに詳細にお聞きしたいところではありましたが、それでもポイントを押さえてお話いただきましたのでわかりやすかったです。
タイプの説明もあり、私の場合は「支援型」。
これまた当たっている…
ただ、参加してみて、ワークの結果も面白かったのですが、それ以上に川井先生の膨大なお話が最高でした。
前述の思考のクセ、という考え方もそうですし、他にも、
・世の中のものさしについて
・ストレスが自分の行動にどのように影響するのか
・評価の落とし穴
・長所を伸ばすのか、短所を埋めるのか
・心の活かし方
といったトピックスについて川井先生のお考えをいろいろと聞くことができました。
個人的には頷くことしきりでした。
セミナーを受講した結果、ワークの結果を自分の強みとして捉え、うまく周囲と連携を取っていけばいい!と前向きになることができました。
で、これを元に今後の自分のキャリアやら目標を修正していこう、というところです。
もう少し自分の中でしっかりと落して考えたいと思います。
もし私が人事であれば全社員にこのセミナーを受講させたいです。
人と人が協働するための考え方として、チームを組む際の心構えとして必ず響くものがあると思うので。
というわけで素晴らしいセミナーでした。
また川井先生のセミナーがあれば受講したいです。
◆学び◆
・己を知って、己を活かす
・人にはそれぞれ思考行動パターンがあり、それは思考行動のクセ
・どの思考行動が良くて、どれが悪いというわけではない、あくまでもクセ
・同じ言葉をかけても、思考行動のクセ次第で反応は変わってくる
・評価はする人によって違う
・ストレスの度合いによって、思考行動のクセの出方も変わってくる
・数値が高ければ良い、低ければ悪いというわけではない
・ものさしは人の数だけあり、いいかげん
・頭でわかっていてもたいしたことはない、心をどう活かすかが大事
・個性にあった目標設定が必要
◆宣言◆
・自分と周囲の人の思考行動のクセを意識して動く
・人が作ったものさしに縛られない(むしろ捨てる)
■関連リンク■
・セミナー紹介ページ(シゴタノ!内)
・シゴタノ!
・SOHO考流記(主催者 大橋悦夫さんブログ)
■関連過去エントリ■
・[Life]新年の目標