お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)
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勝間 和代
光文社
売り上げランキング: 663
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目次
第1章 金融リテラシーの必要性(金融リテラシーとは
日本の家計における"リスク資産"の割合 ほか)
第2章 金融商品別の視点(分散投資(アセット・アロケーション)を理解する
見かけ上のリスクと本当のリスク ほか)
第3章 実践(円高と円安、どっちがどっち?
「じゃんけん理論」と「チャート分析」 ほか)
第4章 金融を通じた社会責任の遂行(資本主義の二つのほころび
「小さな政府」路線の結果 ほか)
(amazonHPから引用させていただきました)
◆本書を読む視点◆
・著者の考える金融リテラシーとは
・金融リテラシーはなぜ必要なのか
◆本書を一言で表す◆
こうすれば金融(投資)のドアを開けられる
◆概要&感想◆
本書を読めば一通りの金融(というより投資でしょうか)に関する知識はつくと思います。
わかりやすく、かつこれまで語られずらかった金融に関する誤解に対してハッキリと書かれています。
投資と金融に関するわかりやすい本であると思います。
本書の記載通りに投資をするかどうかはさておき、具体的にどうすればいいのかまで書かれていて、行動を促しているという意味でもコンセプトが明確な本だと思います。
著者勝間さんの主張は以下の2つかと。
・金融(投資)のリスク(プラスにもマイナスにも振れる意味で)を正しく知ってほしい
・金融について広く理解され、動くことで世の中(日本)も変わってくる
勝間さんの目的としては第4章に集約されているのかな、と思った次第。
本書を読んだ後、別の投資関連本を読むとまた違ったモノが見えてくるかと。
◆気になったポイント◆
投資の基本原則
1.分散投資、分散投資、分散投資
2.年間リターンの目安として、10%はものすごく高い、5%で上出来
3.タダ飯はない
4.投資にはコストと時間が必要
5.管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない
わかりやすいと思います。
様々な本でも取り上げられるこういった基本をわかりやすく表現するあたりさすがだなぁ、と思います。
◆学び◆
・金融(投資)で社会を動かすこともできる
・金融(投資)に疎いことも大きなリスク
◆オススメしたい方◆
・これから金融(投資)を始めたい方
・銀行の金利に不満を持っている方
・投資信託って怖いと思っている方
・金融のプロによる初心者への指南に興味がある方
・金融(投資)と世の中の関わりについて興味がある方
■関連リンク■
・本書紹介ページ(光文社HP内)
・私的なことがらを記録しよう!!(著者公式ブログ)
■関連過去エントリ■
・[Book]読書進化論
・[Book]史上最強の人生戦略マニュアル
・[Book]勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
・[Book]無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
・[Book]無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
・[Book]勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!