2009年02月17日

[Book]めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策

めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策 「世間を笑わせ、考えさせた」人に与えられる、それがイグ・ノーベル賞。(阪急コミュニケーションズ、著者:久我羅内)
めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策 「世間を笑わせ、考えさせた」人に与えられる、それがイグ・ノーベル賞。
久我羅内
阪急コミュニケーションズ
売り上げランキング: 109780
おすすめ度の平均: 5.0
5 日本は授賞大国

目次
第1章 そもそもイグ・ノーベル賞とは何か?
ノーベル賞よりおもしろい裏ノーベル賞
だれもマネできない、マネすべきでない
創設者はマーク・エイブラハムズ氏
賞金はないが賞品はある
選考委員は謎が多い
「実在する」人ならだれでもエントリーできる

第2章 日本人の受賞者は意外と多い
これまで日本は12件受賞
足の臭いの正体とは?
ハトは絵を見分けられるか
人類の祖先はミニ生物だった
ガムのフレーバーは脳波を変える
数百万の人々に膨大な時間を使わせた
浮気の証拠はパンツにある
50種類ものイヌの言葉がわかる
銅像はなぜ鳥に嫌われたのか?
人々に寛容なる精神を植えつけた大発明
131種のカエルの匂いをかぎ分けた
34年間の食事の記録をとった
ウシのフンからバニラのエッセンス
偉大なる先輩たちに続け

第3章 傾向と対策1 だれでも疑問に思うのにあえて調べないこと
不思議なことを不思議と感じる感性
黒板を引っかく音が嫌な理由
5秒ルールは本当か
シロップのなかは速く泳げるか
集合写真を成功させるためには?
底なしのスープ皿でどれだけスープが飲めるか
「素朴な疑問手帳」はいかが

第4章 傾向と対策2 根気があればできる研究
「継続」がイグ・ノーベル賞を呼ぶ
34年間食事の写真を撮り続けた有名人
フロントガラスに衝突した虫の収集
9年に1滴落ちる物体の観察
堅実派と粘着派と悠長派

第5章 傾向と対策3 意外と下ネタが多い
選考委員は下ネタ大好き
しゃっくりを止めるには直腸マッサージ
ジッパーにペニスがはさまったら
直腸に挿入されたものリスト
検尿はどんな容器に入れる?
不安になるとおならをする少年
いやらしくない下ネタを

第6章 傾向と対策4 アンケートの実施だけでいけるものもある
アンケート調査はねらい目
へそのゴマにかんする統計的調査
無知な人間ほど自分を過大評価する
思春期における鼻くそほじりについて
人は一人のときに何をしているのか

第7章 傾向と対策5 トンデモ学説はけっこうウケる
信じる者は受賞する
水には記憶力がある
エイリアンによる誘拐は真実
聖書に隠された暗号の謎
人間は食べなくても生きていける
ブラック・ホールで地獄の位置が特定できる
自分の主張に自信をもて

第8章 傾向と対策6 鳥を対象にした研究が多い
選考委員は鳥好きか
キツツキはなぜ頭痛がしないのか
ハトはピカソとモネの絵を見分けられる!
ハトに嫌われた銅像の秘密
ニワトリも美人がお好き
ホモのマガモの死体愛好症
そのほかにも鳥関連の研究が

第9章 傾向と対策7 意味不明の研究
「ナンセンス」にもチャンスはある
ラットの語学力はいかほどか
二枚貝の性欲向上実験
ニシンはおならでコミュニケーション
もしもバッタが『スター・ウォース』を見たら
どうしたらヒルの食欲はでるか
とるに足りない日常の些細な出来事
人は知らずにはいられない

第10章  傾向と対策8 常人の思いつかない発明
遠心力を使って出産を促す装置?
おならの臭いを除去するパンツ
若者にだけ聞こえる不快音
敵を同性愛者にする爆弾
発明までのドラマを大切に

第11章  傾向と対策9 あまりお勧めできない研究
命を賭しての実験
ネコのダニを耳のなかに入れる
毒ヘビに噛まれたとき、電気ショックで助かるか
オタマジャクシの試食
プロジェクト・グリズリーの全貌
けっしてマネしないようにね

第12章 まだまだある! イグ・ノーベル賞
発想力、想像力に着目
フンコロガシは意外とグルメだった
カントリー・ミュージックは自殺を助長する
ペンギンがフンをするとき体内で起きる圧力
マラリア蚊は足の臭いとチーズの匂いが好き
剣呑みもたまにはケガをする
勇気をもって疑問にぶつかろう

第13章 私的エグ・ノーベル賞
イグ・ノーベルならぬエグ・ノーベル
温暖化は地球を動かして防ぐ
腹ぺこ男は太った女性が好き
理想のトーストの条件
キスするときに頭はどちらに傾ける?
石油は枯れることはない
人類の終わりを予言したニュートン
おわりに

ノミネーションの申請方法
阪急コミュニケーションズ社HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・最近よく耳にするイグノーベル賞について知る

◆本書を一言で表すと◆
・人と違う視点を持ち、発想するということ

◆概要&感想◆
最近とみに耳にするようになったイグノーベル賞。
本書にあるととおり日本人の受賞歴も多く、賞としての知名度もあがってきているように感じます。
近いところでは、牛の糞からバニラエッセンスを取り出す研究でニュースになりました。

そんなイグノーベル賞の世界への扉を開いてくれる本書。
実際読んでみると、なぜそんな研究を?!というもののオンパレード。
最終的には論文にまとめているわけですから、受賞者の方々はもちろん本気ですし、真剣。
それはわかっていてもなぜ??と思ってしまうものばかりです。

ただ、その観点に興味をもたれたこと、なぜかと考えたこと、研究(調査)してみようと思われたその視点はぜひ見習いたいところ。
普通の人であればスルーしたり、そもそも興味を持たないことでも向き合ってみるというのは忘れがちですが大事なことかと。

これをムダと見てしまうかどうかは人によって分かれると思いますが、個人的にはムダではなく、人生に必要な部分ではないかと思います。
実際に申請はしないまでも、これってイグノーベル賞にどうだろう?というのを考えてみるのも面白いと思います。

それにしてもこのイグノーベル賞受賞の方々、ある意味東野圭吾氏の探偵ガリレオシリーズに出てくる天才物理学者湯川准教授に似ているのかもしれません。。
人と異なる視点で対象を見て(観察して)、実験等で証明してみせる、という点が。

読後は今後のイグノーベル賞が楽しみになります。
面白かったです。

◆学び◆
・だれでも疑問に思うのにあえて調べないことに注目する
・自分の主張に自信をもつことが大事

◆オススメしたい方◆
・イグノーベル賞って何?という方
・イグノーベル賞に興味がある方
・変わった研究をしてみたい、という方
・東野圭吾氏のガリレオシリーズの湯川准教授に憧れている方

■関連リンク■
・本書紹介ページ(阪急コミュニケーションズ社HP内)
・羅内の読書案外(著者久我羅内氏ブログ内)





posted by Guinness好き at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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