目次
Special 1
マリア・テレジアとエリザベートが愛した
2つの古都のすべて
ウィーン&ブダペスト
ハプスブルク家、皇妃たちの物語。
Wien & Budapest, Habsburg Empresses
WIEN
千年帝国の古都に漂う
栄華とロマンの薫り。
マリア・テレジアとエリザベート
美しくも儚き王家の華。
Maria Theresia & Elisabeth
2人の皇妃の素顔を知るための20の逸話。
ベルヴェデーレ宮殿、シェーンブルン宮殿、王宮……2人の生と死をめぐる13の史跡を訪ねて。
美食の交差点ウィーンを
味わいつくす。 Gourmet
街角に佇むカフェという
オアシス。 Cafes
東京で食べられる
最高のオーストリア。
Meister's Restaurant
皇室御用達から最新モードまで
ウィーンで思い出の品に出会う。
Memorial Things
王侯気分を味わえる
最高のホテルはここです。
Luxury Stay
Column
没後200周年記念。
ハイドンを巡る小さな旅へ。
Intermission
中世の雰囲気が残る
もうひとつの王都インスブルック。
INNSBRUCK
ハプスブルク家のもう一つの首都、インスブルックの魅力をあますところなく紹介。
Column
ハプスブルクと音楽(1)
BUDAPEST
ブダペスト、王妃が愛した
心の故郷。
エリザベートが、ハンガリーで見つけたひとときの幸せ。
Elisabeth's BUDAPEST
国立オペラ歌劇場の美麗、ゲデレー城の安逸、乗馬の愉楽。
王妃を魅了した
豊かな文化の恵み。 Culture
荘厳なるマーチャーシュ教会、麗しきバレエ、輝ける名窯ヘレンド。
ブダペストで優雅なグルメ時間を。
Gourmet
モダンとレトロが融合する
美食の街を一挙に紹介。
この地の愉悦といえば、
やっぱり温泉スパ! Spas
ショッピングは、陶磁器&
アンティークをお目当てに。 Shops
厳選のハイクオリティホテルで、
極上の滞在を。 Hotels
Column
ハプスブルクと音楽(2)
Map
ウィーン&インスブルック&ブダペスト、詳細Map。
Special 2
ボラカイ島、セブ島、ボホール島
日本から最も近い
楽園アイランドへ。
Paradise Island
フィリピンの島々、そこは日本からいちばん近いパラダイス。ターコイズブルーの愉楽に浸る旅の提案。
Short Trip
クロアチア、アドリア海の
リゾート王国へ。
バルカン半島に位置し、豊かな自然と景観に恵まれたクロアチア。欧州セレブリティに愛される極上のリゾートエリアへ。
バリ 一期一会を探す旅。
別格のアジアンリゾート、バリ島。ここでしか体験できない癒しを求めて。
Fashion
静謐なるコントラスト。
in Style Cartier
ロイヤルジュエリー、至高の輝き。
in Style NEW LOOK
Short Trip
作家・蜂谷 涼さんが案内する
「小樽浪漫紀行」
明治以来、大陸との貿易の拠点として栄えた北の商都、小樽。古きよき時代の遺産からアップトゥデイトな多様性までを徹底案内!
Column
My best memory no.2
池谷裕二 「コスタリカ」
Around the World no.2
モナコとパリの新しい食の店
Cinema & Trip no.2
ウィーンが舞台の名画 文 山縣みどり
Regulars
忘れじの光景
イラスト 朝倉めぐみ
村治佳織のカラフルな日々
写真・文 村治佳織
人に旅あり、旅に人あり。
写真・文 福田和也
美しい宿、美しいクルマ
第13回 Hostellerie Avances Soiree × FIAT500
うまうま旅ごはん
第13回 秋田でほんわか 文 さとなお
旅支度の中身、拝見!
第2回 森井ユカさん
旅先で読みたい本&旅先で読んだ本
第2回 中江有里さん
ホテルブランド名鑑
第2回 マンダリン オリエンタル 東京
伊藤まさこ「信州おいしいもの探訪」
第1回 小布施
Information
* 今月のおすすめ&ショップリスト
* 今月号のプレゼント
* バックナンバーのお知らせ
* 次号予告&定期購読のお知らせ
(CREA Traveller HPから引用させていただきました)
◆本書を一言で表すと◆
・ハプスブルグ家にとってのウィーン&ブダペスト with 美麗写真
◆概要&感想◆
たまには旅行雑誌を取り上げてみたいと思います。
元々CREA Travellerはキレイな写真満載の本なので好きで、できれば隔月刊行ではなく、毎月刊行にしてほしいと思っている雑誌の一つ。
今号の表紙は、荘厳なイメージのシェーンブルン宮殿。
書店で平積みになっているこの表紙に引き込まれました。
元々中欧は興味があるところ。
高校時代世界史で習ったハプスブルグ家が隆盛を誇った地というくらいの知識でしたが、純粋に街として美しいイメージがありヨーロッパでも行ってみたいところの一つ。
旅行雑誌らしく、見所の紹介をしつつも、ハプスブルグ家がウィーン&ブダペストにどのように関わっていたのか、など歴史の勉強にもなります。
そして特筆すべきは宮殿内や街並み、食事等の写真の美しさ。
そんな美しい写真がふんだんに盛り込まれている上に、紙もしっかりしたものを使っている印象。
その分、雑誌自体が重くなっていますが、これはどちらを取るかというところなので仕方がないかと。
いわゆる旅行のガイドブックを補完している雑誌、という感じでしょうか。
むしろターゲットが女性の雑誌でもあるので、コンセプトがわかりやすいのも利点かと。
情報も最新のものなので、中欧方面への旅行を計画している方であればぜひご一読を。
きっとウィーン&ブダペストを旅行の計画に加えたくなります。
ちなみに毛色がたいぶ変わりますが、Special 2の島もかなり魅力的です。
◆学び◆
・ウィーン&ブダペストは今でも名家の名残が息づいている街
◆オススメしたい方◆
・中欧に興味がある方
・ハプスブルグ家に興味がある方
・名家と街の関わりに興味がある方
・海外の島に行きたい方
・海外の美麗な写真を見たい方
■関連リンク■
・本書紹介ページ(文藝春秋HP内)
■関連過去エントリ■
・[Travel][Book]Travel Community Magazine 4travelを読んでみた