2009年03月19日

[Book][デザイン]クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング

クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング(日経BP社、著者:コグレ マサト、いしたに まさき)
クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング
コグレ マサト いしたに まさき
日経BP社
売り上げランキング: 30198
おすすめ度の平均:
4.0
3 blogの書き方が分かりました
4 ブログの活況とそのマーケティングへの活用について
4 サイト評価チェックシートというのは面白い!
5 体験に基づく良書
4 ブロガーのための本

目次
第1章ブログ・メディアの登場
 1-1 メディア化する個人ブログ
 1-2 クチコミの正体
 1-3 意外なコンテンツがアクセスを集める
 1-4 消費者はすでにWeb2.0の渦中にいる
 column ブロガーの本音 徳力基彦さん

第2章ブログのクチコミ・パワー
 2-1 クチコミの起こし方
 2-2 継続は力なり
 2-3 炎上とどう向き合うか
 2-4 ふつうのブログがメディア化する瞬間
 column ブロガーの本音 みらのさん

第3章クチコミの効果測定
 3-1 なぜサイトを評価する必要があるのか
 3-2 サイト評価の方法
 3-3 クチコミの効果を調べる
 column ブロガーの本音 永沢和義さん

第4章アフィリエイトとアドセンス
 4-1 影の主役アフィリエイト
 4-2 アドセンスという起爆剤
 column ブロガーの本音4 栗先生さん

第5章事例に学ぶクチコミのネタ
 5-1 試用レポートが話題になるワケ
 5-2 ソフトのクチコミはあの手この手
 column ブロガーの本音5 ジェット☆ダイスケさん

第6章開発者に聞いてみた
 6-1 Movable Type日本語化の舞台裏
 6-2 更新情報の収集とブログ検索
クチコミの技術
広告に頼らない共感型マーケティング公式BLOG
から引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・ブログによるクチコミはなぜ有効なのか?

◆本書を一言で表すと◆
・ブログマーケティングのススメ

◆概要&感想◆
「視覚マーケティングのススメ」と同じく、[N]X[S]ブログデザイン勉強会の課題図書として読みました。

基本的に、マーケティングの担当者をターゲットとする体裁で書かれていますが、実際にはブログのプロお二人による「地に足の着いたブログ論」のように感じました(偉そうな表現でスミマセン…)。

本書の特徴は何といっても、アルファブロガー コグレ マサトさんと、クチコミの伝道師 いしたに まさきさんというお二人のブログの経験が下地になっていることかと。

お二人のブログで実際にあったケースや、お二人から見た企業における成功例などが取り扱われているので、わかりやすいだけでなく、何より説得力があります。

私個人としては、ブログにこれ以上ないくらい精通されているお二人が改めて「ブログ」というメディアを丁寧に、かつわかりやすく解説されている点が印象的でした。

難しいことをやさしく説明するのが最も難しい、とよく言われますが本書はまさにこれを達成しているかと。
お二人はブログの伝道師なのかなぁ、などと思いながら読みました。

本書で書かれている内容は、現在さらに加速しているように感じます。
本書が発刊されたのは2年前ですが、ブログの存在感は増しており、「はてブ」に代表されるクチコミの仕組みや仕掛けのパワーはますます勢いを加速させている気がします。

ただ、本書に書かれているブログの基本の部分は全く変わっておらず、本書を読めば十分今の流れにもついていけるかと。

ビジネスとして、個人としてに関わらず、どちらのケースでもブログをやってみよう、いまさらだけどブログってどうなの?という方に最適ではないかと思います。

そういう私自身、第3章に書かれている効果測定が全くできていなことに改めて気がつきました。
本書についている「サイト評価チェックシート」、活用してみようと思います。
ブログの基本をあらためて抑えられた一冊でした。
個人ブログが影響力を持ち始めるとき
1.半年間以上にわたって毎日更新する → 「畑を耕す」
2.蓄積したエントリーの数が300を超える → 「種をまく」
3.一日のPVが500以上になる → 「作物を刈り取る」

とりあえず本書内に書かれていたこれが当面の目標です!
◆気になったポイント◆
ネットでは個人が運営するブログが企業のサイトと同じような影響力を持つということです。

影響力の観点から、マーケティングという戦略において、個人が運営するブログは無視できません。
その価値を認めるところから始まると思うのですが…
できていないように見受けられることも多々ありますね。
「生身の人間が書いている」ように感じられ、親しみがわいてくるのです。

この親しみ、親近感が旧来のマーケティングには欠けがちであったポイントだと思います。
そしてこの親しみや親近感が積み重なり、蓄積されていくと「信頼感」につながっていくのかな、と。
これらトータルの背景として、基盤として出てくるのが「ブランディング」になるのかな、などとも思いました。
ブログを読み続けることでブロガーが友人であるかのような感覚になるというのは、クチコミにおいて重要なことです。

これ、実際にありますね。
たとえ直に会ったことがなくても、そのような感覚になることはあると思います。
一度でも会えたりすればなおのこと。
反応のループが起こる

ブログ上でつながりが発生する際のキーワードの一つが「反応のループが起こる」だと思います。
クチコミのための7カ条
1.自分の言葉で語る
2.頻繁に更新する
3.コメントやトラックバックを受け付ける
4.ブログを通じて会話する
5.質の高い製品やサービスを扱う
6.ストーリーを提供する
7.ネタを提供する

このブログで肝に銘じておきたいこと。
これに「体験の共有」があればなお良しかと。
どれも難しいですが…
炎上とどう向き合うか
これはやってはいけない
1.嘘をつく
2.謝らない
3.対応のスピードが遅い
4.記事広告であることを隠す
5.ブロガーを対等に扱わない

炎上に限った話ではないですね、人としての対応のような気もします。
ただ、できていないケースが散見されますが。。
客観的な数字で「影響力」を測る
1.アクセス数が多い → アクセス数を調べる
2.検索エンジンの結果で上位に表示される → 検索結果を調べる
3.コンテンツの量が多い → コンテンツの量を調べる

客観的な指標として測るためにも、3つの切り口で定期的な観測を行う必要がある、と。

◆オススメしたい方◆
・ブログに興味がある方
・ブログマーケティングに興味がある方
・クチコミに興味がある方
・難しいことをやさしく書いた本に興味がある方

■関連リンク■
・本書紹介ページ(日経BP社HP内)
・クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング公式BLOG
・ネタフル(著者 コグレ マサトさんブログ)
・[mi]みたいもん!(著者 いしたに まさきさんブログ)
・【開催】ネタフル x シカマケ = ブログデザイン勉強会【募集】(ネタフル内)

■関連過去エントリ■
・[デザイン][N]X[S]ブログデザイン勉強会
・[Book][デザイン]視覚マーケティングのススメ
・[デザイン][N]X[S]ブログデザイン勉強会に参加してきました!




posted by Guinness好き at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック