2009年03月19日

[PremierLeague]ベニテスは2014年まで!


リバプールはベニテス監督と新たな契約を結んだことを発表。
今シーズン終了後に契約期間満了を迎える予定だったベニテスでしたが、2014年までの契約にサイン。

新契約が満了されれば、ベニテスはリバプールで10年に及ぶ長期政権を担うことになります。
プレミアシップでは、ファーガソン、ベンゲルに続く長さになるでしょうか。

細かい契約条項は明かされていませんが、焦点はベニテスが求めていた、選手移籍に関する権限の拡大。
元々フロント側の移籍方針に不満を抱くこともあった模様のベニテスに対してクラブ側はどのような契約提示をしたのか、興味があるところ。

このタイミングで、スパーズ → リバプール →
スパーズと出戻ったロビー・キーンが、ベニテスと馬が合わなかった旨のコメントを出しており、そのあたりからも移籍方針についてベニテスが思うところがあったのは明らかかと。
理想はやはりファーガソンやベンゲル並の影響力なんでしょうね。。

フロント側からすると、今回の契約延長は、今季プレミアシップで現在2位につけていることが大きかったかと。
例年この時期プレミアシップの成績はCLの枠は確保しているものの、リーグ優勝争いからは完全に蚊帳の外という状態がずっと続いていました。
今季は実質初めての優勝争い(ギリですが)ですから。

フロントが、今季のこれまでを見て、ベニテスにリーグ優勝の可能性を見出した、ということだと思います。
これまで批判の対象となってきたスタメンのローテーション制も今季はだいぶ抑えているように見えますし、ユナイテッド、チェルシー相手のダブル、CLでの成績など評価できる点は大きいかと。

リバプールが珠玉のスペイン勢を抱えていることは明らかですし、ベニテス監督は恐らくそのスペイン人選手達から信頼を得ているのでしょう。
そして大黒柱ジェラードとの関係も良好そうですので、こうなると今後のスペインコネクションも考えるとベニテス監督を外す理由はないわけで。
それでトーレスらに移籍されてしまうと、せっかく築き上げてきたチームがガタガタになってしまいますし。

これで今季もしくは来季あたりリーグ戦のタイトルが取れればさらなる長期政権の芽も見えてくるかもしれません。
後はベニテスがどれだけレアルで将来指揮を執りたいと思っているか、でしょうか。

個人的にはベニテス監督のスタイルは好きなので、そして少なくともカップ戦ではそれなりに結果を残しているので契約延長は大歓迎。
後は今季ぜひともタイトルを!

■関連過去エントリ■
・[PremierLeague]第29節 Manchester United - Liverpool


posted by Guinness好き at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | PremierLeague | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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