2009年04月19日

[Book]敗者復活

敗者復活(幻冬舎、著者:サンドウィッッチマン)
敗者復活
敗者復活
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サンドウィッチマン
幻冬舎
売り上げランキング: 145075
おすすめ度の平均: 5.0
5 非常に面白く、感動的です!
4 若者たちが夢をかなえる道程を読むのはやはり楽しい
5 面白かった!
5 不器用だけど男らしい二人の青春記
5 死が二人を分つまで

目次
プロローグ 敗者って何だ?
伊達少年、富澤少年。
出会った。
高校卒業、僕たちは別々の道を歩き出した。
ついにコンビ結成。
家賃6万8000円、男ふたりの同棲生活。
サンドウィッチマン、最大のピンチ。
ついに、かすかな光。
まさかの敗者復活。
夢の決勝の晴れ舞台。
M‐1直後の嵐。
これから。
あとがきいかえて―みー君への約束!!
amazonから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・M-1王者はどのように考えて戴冠にたどり着いたのか?

◆本書を一言で表すと◆
・サンドウィッチマンの2人それぞれが描くこれまでとM-1とこれから

◆概要&感想◆
面白かったです。
本書のスタイルは、サンドウィッッチマンの伊達さんと富澤さんがそれぞれ「これまで」、「M-1」、「M-1優勝後」で感じたことを綴っています。

読んだ感じでは恐らくお互いの原稿をある程度見せ合いつつも独立して書いていたようで、1つの出来事について2人の視点で書かれています。
2人のお笑いや人生に対するスタンス、考え方といったものが表れていています。

下積み時代の話もよいですが、やはり面白いのはM-1についての箇所。
M-1に準決勝で2年連続散ったところから、一気に2007年敗者復活して決勝でも優勝への下りのスピード感は素晴らしいです。

やはりこの箇所ではお二人も筆に熱がこもっている感じがします。
同時に、特に富澤さんの冷静さには舌を巻きます。

特に、自分達を漫才コントのコンビと認識した上で、M-1でいかに勝つのかを非常に冷静に、かつ緻密に分析して戦略を練っています。
本当に計算し尽くされているという感じで、まるで軍師のようです。

微は細部に宿る、と言いますが1本のネタ、決められた尺の中でどれだけムダを省き、どこでお客さんの心(耳)を掴み、笑いを取るのか。
詳細までは明かされていませんが、存分に考え、練りに練っていることが十分伝わってきます。
恐るべし、です。

そして相方である伊達さんがそれを表現する、と。
2人のバランス、相性がいいことも非常に伝わってきます。

基本微笑ましい本なのですが、ところどころにキレや凄みのようなものが伝わってきます。
そのキレや凄みの部分がたまらない一冊でした。

◆気になったポイント◆
大事なのは、小さな積み重ね。

伊達さんの思うこと。
でも最も必要なのは、”気持ち”だ。

富澤さんの思うこと。
お二人がたどり着いたものは、決して特別なものではありませんが、経験を経ているだけに重みがあります。
最後の「これから」のパートを読んでもお二人はこれからも変わらないんだろうなぁ、と思います。

◆オススメしたい方◆
・お笑い好きの方
・M-1好きの方
・真っ正直な文章が読みたい方
・お笑いがどこまで考えられているのかに興味がある方

■関連リンク■
・本書紹介ページ(幻冬舎HP内)
・サンドウィッチマン公式サイト
・名前だけでも覚えて帰ってください(サンドウィッチマン 富澤たけしオフィシャルブログ)
・もういいぜ!(サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログ)
・サンドウィッチマンがM-1でしたこと(サンキュータツオ教授の優雅な生活)

■関連過去エントリ■
・[TV]R-1グランプリ2009
・[TV]M-1グランプリ2008



posted by Guinness好き at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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