2009年05月03日

[Book]世界一受けたいお金の授業

世界一受けたいお金の授業(三笠書房、著者:和仁達也)
世界一受けたいお金の授業
和仁達也
三笠書房
売り上げランキング: 666
おすすめ度の平均: 4.5
3 経済の入門書です。
5 お金の罪悪感がある人の入門書!
4 社会人になる前の学生さんにオススメの1冊
5 お金の動きを図を通してわかりやすく理解できました。
5 経済、会計を知らない人への入門書

目次
はじめに

一生使えるお金の超・常識
面白いほど「経済」「お金」に強い人になれる!
お金のこと、よく分からないまま
大人になってしまった人へおくる“マネーの教科書”

1限目
お金持ちのお金の考え方・貧乏人のお金の考え方
……「ここ」に注目するだけでいい!
●夢を叶えている人、成功者の共通点とは?
●少しの努力で大きなリターンを得るお金の「使い方」
●自分の価値をあげるお金の使い方・下げる使い方
●なぜ気がついたら、お金がなくなっているのか?
●なぜ「経済は難しい」と思ってしまうのか?

2限目
会計を学ぶ前に、家計を学ぼう
……「思考回路」を「お金持ち」に近づける
●あなたはどのタイプ? 黒字と赤字。その違いをもたらす4つの思考パターン
●5分でわかる!日本の国家財政
~お金の流れは、家計も会社も国家予算もすべて同じ~
●なぜ日本は突然、ここまで不景気になったのか?

3限目
会社の数字を読める人・読めない人
……10分でお金の流れのメカニズムをつかむ
● なぜ大人は決算書を勉強するのか? 数字を読める人と読めない人、その違いとは?
●決算書のルールに乗るな!勝手にこっちでルールをつくる方法
●なぜ決算書は、「千円」単位で表示するのか?
●お金の流れは給料から逆読みしなさい。
●「給料の3倍稼げ」の意味とは?

4限目
新聞から、10分で世の中の動きをつかめる
……どの情報なら信じられるのか?
● 「新聞ぐらい読んでいないと」恥ずかしい理由
●「景気が厳しい」という人は、実は何もわかっていない
● 目に見えないモノを見抜く専門家の思考術とは?

5限目
ランチタイム10分間の会話で人を見抜く!
……できる人・伸びる人・選ばれる人
●能力に差がないのに「儲ける人と貧乏な人」にわかれる理由
●仕組みは盗み、つくるもの
●できるビジネスパーソンは、一人でランチを食べない
●将来性を見抜く3つの質問
●なぜ外資系サラリーマンは儲かっているのか?
●スポーツ選手がなかなか引退できない事情

6限目
オーダー待ち10分で、お店の儲けを見抜く
……情報を正確に「見抜き」「分析」する方法
●入店後10分で、お店の儲けは見抜ける
●一人の客が一度にいくらのお金を使っているか?
●オーナーになったつもりで大胆に人件費をはじき出す
●「本当に儲け」が出るのは何年後か?
● 会社の数字も、まずは一杯のコーヒーの収支から
●夢をかなえている人・成功者の共通点とは?

おわりに
「お金」「経済」の流れがわかると、
「見えないもの」が見えてくる!?
amazonHPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・お金についての授業はどのように展開されるのか?

◆本書を一言で表すと◆
・お金と経済のはじめの一歩

◆概要&感想◆
とにかくわかりやすい!
本書のポイントは、1限目にあると思います。

経済にいきなり入るのではなく、個々の人がお金についてどう考え、どのように使うか、そこにターゲットを置いています。

この説明が秀逸でした。
曰く
お金を使うときの「自分基準」を持つ

「自分が何に価値を置いているのか」を自覚

「ケチ」かどうかは、相手があってのことなんです。
などなど。

お金をいかに使えばいいのか、その大原則が書いてあります。
そしてここで暗に、人も企業も国も実はそこは変わらない、ということを伝えたいのではないか、と。

さらに、以前エントリした「チーズの値段から未来が見える」にもあったとおり、その個々人が使ったお金が、「経済」になります。
そういう意味でも、まず個人から入るというアプローチは、話を身近に感じさせて敷居を低くさせるというだけでなく、様々な意図があってのことかな、と感じました。

2限目以降は、徐々に視点が個人から家、会社、国と広がっていきます。
会計の前段階の考え方として、本書にある図を使った考え方なども紹介されています。

若手のビジネスパーソンのとっかかりとして、また大学生や高校生、中学生などに読んで欲しい一冊。
絵や図も多いので敷居も非常に低く、本書を読むことで、経済やお金について考えるよいきっかけになると思います。

◆気になったポイント◆
その人がどれだけの「価値」を社会にもたらしたか、を評価する物差しのひとつが「給料」や「報酬」といった「お金」なのです。
働く者の一人として身が引き締まります。
いまの時代「人が価値を見出せるものがつくりにくくなった」んです。
なぜなら、必要なものはすでに行き渡っていて供給過剰だから。

お金は価値のあるほうに流れていきます。不景気というのは、そのお金が流れていない状態だから、「価値があるものがない(またはわからない)」状態でもあるわけです。
「不景気」の表現として非常に面白くわかりやすいと思います。
生活者としての日常感覚も「数字を読む」のには大切です。
チーズの値段から未来が見える」の著者上野さんも同じことを書かれていました。
ついつい忘れがちですが、大切なポイントだと思います。
どんどん発表する場をもって欲しいんです。つまり、自分の意見を世の中に対して表現するんです。
このあたりも若いビジネスパーソンや、これから世に出ようという方々に向けた言葉のように感じます。

◆これからやること◆
・ざっくりとお店に入って10分でお店の儲けを考えてみる

◆オススメしたい方◆
・若手のビジネスパーソン
・学生の方々
・お金や経済についてとにかく敷居の低い本で勉強してみたい方

■関連リンク■
本書紹介ページ(三笠書房HP内)
ワニ マネジメント コンサルティング(著者 和仁達也氏公式HP)

■関連過去エントリ■
[Book]チーズの値段から未来が見える
[Book]お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
[Book]会計のルールはこの3つしかない (新書y)
[Book]勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!





posted by Guinness好き at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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