レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術
posted with amazlet at 09.05.15
内藤 誼人
幻冬舎
売り上げランキング: 7724
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おすすめ度の平均:
もっと早く、この本に出会いたかった。残念・・・。
一気に読んでしまいました。
目次
part1 仕事編(上司はどちらか/仕事にやりがいを感じているのは/面接で採用されるのは、等)
part2 雑学編(愛想笑いをしているのは/ストレスがたまる席は/クラスの人気者になれるのは、等)
part3 家族友人編(男性の奥さんはどの人?/頭がよいのはどっち?/家族円満なのは?、等)
part4 恋愛編(浮気しやすい女性は?/遊んでいる男性は?/不倫しやすいのは?、等)
(amazonHPから引用させていただきました)
◆本書を読む視点◆
・観察するための目を養う
◆本書を一言で表すと◆
・知っておいて損はない観察術
◆概要&感想◆
観察眼を養うためのテキストという位置づけの本書。
37の問題と解説がセットになっています。
各問題については、真剣に悩んで考えるというよりは、気楽に見て考えるものかと。
個々の問題についてはネタバレになるので、書きませんが、人の心理はちょっとした仕草や見た目に宿る、ということがわかります。
良く言われていて有名なもの、知られているものから、知らないけれども言われてみると実体験としては納得できるものなどいろいろ揃っています。
もちろん心理術なので、必ずしもそう、というわけではありませんが、知識の一つとして知っておいて損はないと思います。
また、どれも心理術としつつある程度実験などで有意性が見られる、とされているものを取り上げているようなので、(必要であれば元データにあたりつつ)折にふれて思い出して考えてみるとよいのかな、と思います。
期待しすぎずに肩の力を抜いて読みたい一冊です。
◆気になったポイント◆
男性と女性を比べると、女性のほうが、人の外見をよく覚えている。一つだけあげておきます。
これ、言われてみると非常に納得でした。
女性は本当に人の細かいところまで見ていますし、覚えているなぁ、とよく思います。
◆これからやること◆
・状況をよくよく観察して、心理術を元に仮説を立ててみる。
◆オススメしたい方◆
・心理術に興味がある方
・観察眼を鍛えたい方
・一般的な心理法則を勉強してみたい方
■関連リンク■
・本書紹介ページ(幻冬舎HP内)
■関連過去エントリ■
・[Book]不透明な時代を見抜く「統計思考力」