United (24.5.2009 Sun)
38分 ダフ(OG)【アストンヴィラ】
先日のエントリで書いたプレミアリーグの残留争い。
最終節を迎えて4チームが残留か降格かの最終決戦を戦いました。
結果的には、その4チーム全てが黒星という結果に。
ミドルスブラはウエストハム相手に1-2で、ハルシティはユナイテッド相手に0-1で、サンダーランドはチェルシー相手に2-3でそれぞれ敗れています。
降格回避のためには、引き分け以降が必須だったニューカッスルと、勝ちが必要だったミドルスブラが降格決定となりました。
16位だったサンダーランドと17位だったハルシティがともに強豪相手で戦前の予想どおり負けだっただけにニューカッスルとミドルスブラはチャンスだったのですが…
特にニューカッスルは、ヴィラに許したゴールがバリーのシュートがダフの足に当たって入るという痛恨のオウンゴール。
まさに痛恨…
後半にはオーウェンも怪我をおしての出場、ゴールを目指していたのですが、その1点が届かず。。
以前エントリしたとおり、ニューカッスルは4月に入ってから英雄アラン・シアラーを監督に招聘、残留を託しましたがそれもあえなく失敗。
来季はチャンピオンシップでプレミアリーグへの昇格を目指す戦いとなります。
果たして来季もシアラーは指揮を執るのか、はたまた別の監督を呼ぶのか。
個人的にはカリスマ性だけでは、チャンピオンシップでの厳しい戦いを乗り切るのは難しいと思います。
オーウェンやダフ、ヴィドゥカ、マルティンス、アラン・スミス、バートン、アメオビ、バットら主力選手の退団も当然考えられるだけに、監督して実績のある人の方が良いと思います。
以前2003-2004シーズンに降格して以来低迷が続き(フロントの財政面での不祥事などもありましたが)、現在リーグ1(3部)に沈んでいるリーズ・ユナイテッドの例もあります。
来季2009-2010シーズンで昇格できなければ、そのニの舞となる可能性もあるだけに、ニューカッスルとしては何としても来季戻ってくる気概で臨んでほしいところ。
迷走を続けている感があるニューカッスルのフロントがそのためにどのような決断を下すのか注目です。
それにしても、ボロとニューカッスルの長くプレミアリーグにいる名門と言っていい2つのクラブが降格とは…
一方序盤旋風を巻き起こした昇格組ハルシティが残留。
ハルシティはニューカッスルがドローでも降格だっただけにかなりヒヤヒヤしたと思います。
今季のプレミアリーグ終了時点の16位以下をまとめておきます。
順位 チーム名 試合数 勝 分 負 得 失 差 勝点
16位 Sunderland 38 9 9 20 34 54 -20 36
17位 Hull City 38 8 11 19 39 64 -25 35
18位 Newcastle United 38 7 13 18 40 59 -19 34
19位 Middlesbrough 38 7 11 20 28 57 -29 32
20位 West Bromwich Albion 38 8 8 22 36 67 -31 32
その他、上位陣の結果としては、リバプールがトッテナム相手にトーレスのゴールで1-0で勝利。
見事勝点86で2位を確保して今シーズンを終了しました。
首位ユナイテッドとの勝点差は4、3位チェルシーとの勝点差は5。
ユナイテッドとの差を来季こそ埋めて4連覇を阻止してほしいところです。
アーセナルもストーク・シティ相手に4-1で快勝。
4位で今季を終わっています。
シーズンも終わり、残すところはCL決勝とFAカップ決勝のみ。
間もなく短いシーズンオフ = 移籍の日々がやってきます。
■関連過去エントリ■
・[PremierLeague]残留争い!
・[PremierLeague]第37節 West Bromwich Albion -
Liverpool
・[PremierLeague]第37節 Manchester United - Arsenal
・[PremierLeague]シアラーがニューカッスルの監督に!