34分 ウェイド・エリオット【バーンリー】
先日のエントリで書いたとおりプレミアリーグから降格する3クラブが決定しました。
降格するクラブが3クラブあるということは、昇格するクラブも3クラブあるということ!
というわけで、来季2009-2010シーズンプレミアリーグの舞台で戦う3クラブが決定しました。
既にフットボール リーグ チャンピオンシップで1位と2位でフィニッシュしていた、ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCとバーミンガム・シティは自動昇格が確定。
残る1チームは、3位から6位までの4チームによるトーナメント制のプレイオフで決まります。
ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCは、2003-2004シーズンこそプレミアリーグで戦いましたがそのシーズン最下位に終わって降格、それ以来の昇格となります。
今季はチャンピオンシップ優勝でフィニッシュしていることもあり、目指すは来季のプレミアリーグ残留。
バーミンガム・シティは、2006-2007シーズンに2位で昇格しましたが、翌2007-08シーズンは19位に終わり1年でチャンピオンシップへリターン。
今季再び2位となって来季再びプレミアリーグへ挑戦となります。
目指すは2002-2003シーズンから2005-2006シーズンまでの4シーズンプレミアリーグ残留以上にプレミアリーグに定着することでしょうか。
そして3位から6位までの4チームで争われる第3の昇格枠ですが、その争いを制したのは5位だったバーンリー。
この第3の昇格枠を巡る争いはトーナメント形式となっています。
各試合の結果は以下のとおり。
3位シェフィールドユナイテッド vs. 6位プレストン・ノースエンド
[1st.leg] Preston 1 - 1 Sheff Utd
[2nd.leg] Sheff Utd 1 - 0 Preston
[Aggregate] Sheff Utd 2 - 1 Preston
4位レディング vs. 5位バーンリー
[1st.leg] Burnley 1 - 0 Reading
[2nd.leg] Reading 0 - 2 Burnley
[Aggregate] Reading 0 - 3 Burnley
上記、トーナメントの準決勝の結果、決勝は バーンリー vs. シェフィールド・ユナイテッドとなり、上述のとおり1-0でバーンリーが勝って昇格を決めています。
チャンピオンシップリーグでは5位とはいえ、バーンリーは今季カーリングカップでアーセナルに勝ち、FAカップでも5回戦まで残っていました。
カップ戦とはいえ、自力はあったのだと思います。
カップ戦形式が得意という見方もできるかと思いますが…
バーンリーの1部リーグ(旧ディビジョン・ワン、現プレミアリーグ)復帰は34年ぶりのこと。
さぞかしバーンリーサポーターは歓喜の美酒を楽しんだことでしょう。
ちょっとうらやましくもあります。
2006-2007シーズンに1シーズンで降格して以来、プレミアリーグから遠ざかっているシェフィールド・ユナイテッドや、昨季2007-2008シーズンに降格したレディングは復帰ならず。
また来季の昇格に向けた戦いが始まります。
ただ、来季のチャンピオンシップはニューカッスルやミドルスブラなどいわゆる名門チームが、プライドをかけて昇格レースに臨むことは必至。
しかもミドルスブラのデイヴィッド・ウィーターや、ニューカッスルのダミアン・ダフなどプレミアリーグでも十二分に戦力となる面々で既に残留を表明し、来季の昇格を目指すプレイヤーも既に出ています。
今回は降格してしまったものの、実力的にもプレミアリーグで戦うレベルに十分あるため1年で戻れればまたすぐに落ちることはないであろう読みももちろんあると思いますが、それだけ選手としてのキャリアを賭けても良いということでもあるので、このあたりは名門ゆえのことかと。
来季はチャンピオンシップの戦いも激しく、アツいものになりそうです。
ともあれ昇格した3クラブが来季どのような闘いを見せてくれるのか、今から楽しみです!
■関連過去エントリ■
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・[PremierLeague]残留争い!