Soderling (7.6.2009 Sun)
6-1
7-6
6-4
とうとうロジャー・フェデラーが4大大会を完全制覇して生涯グランドスラムを達成。
残りが全仏だけになってから長かったですね。。
今回で4年連続の決勝進出。
過去3年は稀代の赤土の王者であり、最近は王者の貫録を身につけつつあるナダル。
ただ、今回の相手は、そのナダルに全仏の舞台で始めて土をつけたスウェーデンのロビン・ソデルリング。
結果、第2セットこそタイブレークまでもつれたもののセットカウント3-0でフェデラーが見事初優勝。
ついに念願の全仏タイトルを獲得ですね。
生涯グランドスラムを達成したのはフェデラーで6人目。
てっきりピート・サンプラスも達成しているのかと思っていましたが、達成していないのですね。
過去の達成者は、フレッド・ペリー氏、ドン・バッジ氏、ロッド・レーバー氏、ロイ・エマーソン氏、アンドレ・アガシ氏とのこと。
実際にプレイを見て知っているのはアガシだけですね。。
そしてこの優勝でピート・サンプラスが持つ4大大会の最多優勝回数14回に並びました。
ナダルがいるとはいえ、フェデラーの自力を考えると単独の最多優勝を飾る確率はかなり高そうですね。
今季の残る4大大会は、ウィンブルドンと全米オープン。
フェデラーは、ウィンブルドンは5連覇して昨年ナダルに止められている大会であり、全米は目下5連覇中。
今季中に一気に行く可能性も大かと。
考えてみるとナダルも全米を勝てば年間グランドスラム。
ものすごい名手2人が並び立つ、という意味では貴重な時代ですね。
サンプラスとアガシという2人も今考えてみると凄いですが…
フェデラーとしては、後は何とか赤土の上でナダルに勝ちたいところでしょうか。
それか年間グランドスラム(今季は全豪を落としているので既にNGですが)か、4大会連続優勝あたりが新たな目標となりそうですね。
それか、シュティフィ・グラフが4大大会を22勝しているのでその高みを目指すか。
今後のフェデラーに期待です。
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