2009年06月11日

[Book]できる大人の“一筆添える”技術

できる大人の“一筆添える”技術(ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:むらかみ かずこ)
できる大人の“一筆添える”技術
むらかみ かずこ
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 1865
おすすめ度の平均: 4.5
4 意外なところを突かれた
5 書くことの楽しさを教えてくれる本
2 書店で内容チェックしてからの購入を勧めます
5 日本人の心に響く、「ひと手間かける」コミュニケーション
5 分かっちゃいるけど、続けられない(笑)
目次
STEP-1 いつもの書類をひとつ上に 「一筆箋」を添える
 「ひと言書き」からはじめよう
 一筆箋、どんなときに使う?
 基本となる一筆箋の使い方
 自分がいちばん使いやすい一筆箋を選ぶ
 ちょっと変わった一筆箋を手に入れる
 お!と思わせる一筆箋選びのアイデア
 一筆箋はこんな使い方もできる
 そのまま使える「ひと言書き」の基本文例集
 【コラム1 間違っても気にしない】

STEP-2 感謝の気持ちが信頼関係のはじまり 「ハガキ」を送る
 1枚のハガキで、「また会いたい」と思わせる
 だれに送る? いつ送る?
 難しく考えないで、気楽に書いてみる
 用途や好みに合わせてハガキを選ぶ
 自分のためのオリジナルハガキをつくる
 気軽にハガキを出せるようになる4つのポイント
 年賀状は出す? 出さない?
 バースデーカードで「おめでとう」の気持ちを送る
 そのまま使える「お礼ハガキ」の基本文例集
 【コラム2 書く環境を整える】
STEP-3 慣れてきたら遊びを取りいれて 「記念切手」で印象を高める
 切手のひと工夫で、相手の心を一気に惹きつける
 喜んでもらえる記念切手の選び方
 記念切手はここで買う
 普通切手を使いこなす
 【コラム3 切手を貼り間違ってしまったら?】

STEP-4 もっと相手に喜ばれるために 「筆記具」で気持ちを伝える
 手紙上手の必須アイテム、筆記具を手に入れる
 手書き文字に自信がない人こそ万年筆を!
 自分探しの万年筆選び
 時と場合、相手に応じて使い分ける
 万年筆はここで買う
 【コラム4 ペリカーノジュニアで楽しむ】

STEP-5 書くのが苦にならない もらってうれしい手紙の「書き方のコツ」
 手書き文字を「おお!」と立派に見せる6つの秘訣
 相手を尊重し、自分も楽しくなる手紙を書く
 わかりやすい言葉で親切に書く
 やわらかい表現にするための4つのテクニック
 基本的な敬語のつかい方をマスターする
 時候の挨拶、かんたん書き出し発想法
 【コラム5 合わせ技でコミュニケーションの達人に】
ディスカヴァー・トゥエンティワン社HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・一筆添える敷居の高さをいかに超えればいいのか?

◆本書を一言で表すと◆
・一筆添えてみない?!

◆概要&感想◆
小冊子を作ることにかけては日本一の著者むらかみ かずこ氏が手がけた本書。
著者は普段から一筆添えまくっているそうで、いわば一筆添えたり、短く伝えるプロ。

一筆添えることが良いことなのはわかっていつつ、実際にやっている人は少ない、というのが現状だと思います。
かくいう私もその一人。
お礼状を出したり、というのは面倒が先に立ってしまうのと、気恥かしいのとでこれまで出したことがありません。

一筆添えるというとせいぜい送付物にポストイットで一言「よろしくお願いいたします」と書いて貼って送る程度。

が、本書を読んでみて少し考えが変わりました。
個人的にはいきなりハガキで行こうとするからダメなのかな、と。

本書では様々な方法で一筆添えることを推奨されていますが、その中でも敷居が低い方法として一筆箋を使用することを進めています。

この一筆箋、ビジネスの世界でも証券会社などではポピュラーな存在で、お客様相手に一言添えるのが一般的というのは聞いたことがありました。

確かに一筆箋であればそれほどの文量を書かなくても良いのであまり構えることなく使えそう。
ポストイットを書くのと手間はそれほど変わらない気がしますし、何より印象はポストイットの数十倍位良さそうです。

ということで、ひとまず一筆箋を買って、書いてみることから始めてみようかな、と思います。
本書内にもあったとおり、気軽に、一言でもいいので書くことが大事、という部分を採用しつつ。

同時に万年筆にもチャレンジしたいなぁ、と思ってしまいました。
とりあえず紹介されていた「ペリカン ペリカーノJr」か兄貴分の「ペリカン ペリカーノ」あたりから始めてみようかな、と思います。

本書の良さは、「それほど構えずに一筆添えればいいんだ」と思わせてくれること。
そのために一筆添える方法をいくつか紹介し、文例も紹介し、本書自体も写真などを多くして読みやすくしています。
一筆添えることに対する心理的ハードルを軽くしてくれる一冊でした。
ペリカン ペリカーノ - Pelikan Pelikano - ブルー 万年筆
Pelikan
売り上げランキング: 5922
おすすめ度の平均: 5.0
5 ちょうど良い太さ
5 仕事でも使えるカラフル万年筆(価格もやさしい)
5 ジュニアのお兄さん
5 ジュニアの上位モデル登場

◆これからやること◆
・一筆箋を購入して添える
・万年筆を購入して使ってみる

◆オススメしたい方◆
・一筆添える必要性はわかっているがやっていない方
・普段から一筆添えていてレベルアップしたい方
・文房具好きな方

■関連リンク■
本書紹介ページ(ディスカヴァー・トゥエンティワン社HP内)
むらかみかずこのほんのり楽しむ手紙時間(著者 むらかみ かずこ氏ブログ)
小冊子作成・政策のはなまる企画(著者 むらかみかずこ氏代表)

■関連過去エントリ■
[Book]鏡の法則



posted by Guinness好き at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック