世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)
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歌野 晶午
角川書店
売り上げランキング: 146242
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おすすめ度の平均:
リアリティのある面白さイライラ
世界の終わり、あるいは始まり
実験的な心配
煮え切らない結果
◆本書を一言で表すと◆
・迷宮
◆概要&感想◆
久々の歌野晶午氏の作品。
純粋なミステリーというよりは、実験色の強い少し毛色が違う作品でした。
変化球気味の作品なので、歌野晶午氏の作品を読んだことがない方よりも何作か読んだことのある方にオススメしたい作品です。
読んでいる途中は何度も、最後をどうまとめるのか何度も気になりました。
ラストは賛否両論かもしれませんが、個人的にはなるほど…と思いました。
新しい方向性を示してくれる一冊、という印象です。
◆オススメしたい方◆
・実験的なミステリーを読みたい方
・歌野晶午氏の作品を既に読んだことのある方
■関連リンク■
・本書紹介ページ(角川書店HP内)
■関連過去エントリ■
・[Book]ジェシカが駆け抜けた七年間について
・[Book]長い家の殺人
・[Book]葉桜の季節に君を想うということ
・[Book]ガラス張りの誘拐