10分 デンプシー【アメリカ】
27分 ドノバン【アメリカ】
46分 ルイス・ファビアーノ【ブラジル】
74分 ルイス・ファビアーノ【ブラジル】
84分 ルシオ【ブラジル】
観ていてまさかの展開。
前半は見事にアメリカの堅守速攻が実った形でアメリカが2-0。
1点目のアーリークロスも見事でしたが、それ以上に2点目はまさにカウンターのお手本。
素晴らしいカウンターでした。
それだけにアメリカとしては後半開始早々のルイス・ファビアーノにやられた1点が痛かったですね。
これでブラジルを勢いづかせてしまったのは間違いないところなので…
シュート自体は、ルイス・ファビアーノの見事すぎる個人技が炸裂!で文句のつけようもないのですが。
トラップから反転までの速さが尋常じゃなかったですね。
これでは、大会最優秀GKに選ばれたエバートンのハワードもどうしようもないですね。
最終的にはブラジルが地力をじわじわと発揮して下馬評どおり勝ったわけですが、それ以上にアメリカが世界にインパクトを与えた大会としてコンフェデは記憶に残るのではないでしょうか。
アメリカの対スペイン、対ブラジルへの戦い方は来年の南アフリカW杯に向けた一つのマニュアルになるのではないでしょうか。
もちろんアメリカが作り上げたスタイルあってこその戦い方なので、たとえば日本代表がマネできるかというとそれは難しいとは思いますが。
とりあえず大会中大きなトラブルも起きていないようですし(輸送面では大混乱だったようですが)、来年のワールドカップ開催は問題ない、という見解に落ち着きそうですね。
南アフリカのホスト国としてのリハーサルはFIFAを満足させるものだったのではないでしょうか。
思った以上に面白い大会になった、という印象のコンフェデ杯でした。
■関連過去エントリ■
・[Confederations Cup 2009](Third-place Match)Spain - South Africa
・[Confederations Cup 2009](Semi Final)South Africa - Brazil
・[Confederations Cup 2009](Semi Final)Spain - United States of America