2009年07月08日

[Book]グローバルリーダーの条件

グローバルリーダーの条件(PHP研究所、著者:大前 研一、船川 淳志)
グローバルリーダーの条件
大前 研一 船川 淳志
PHP研究所
売り上げランキング: 1391
おすすめ度の平均:
4.5
5 せめて会社の雰囲気を読むだけのKY専門とか、社内営業専門にはならないと決めた!
2 物足りなさが残りました。
5 現代を生きるビジネスパーソンに、「あるべき姿」「進むべき道」を提示してくれる一冊。
4 世界はグローバルリーダー養成競争に突入!!おい、君はどうする??私はどうなる??
5 何度も読み返し自分を高めていきたい

目次
序章 求むグローバル人材!(船川淳志)
第1章 AG25年―グローバル化の「これまで」と「これから」
第2章 日本企業のボトルネック
第3章 「個」を解放せよ!そして覚悟せよ!
第4章 考える力を伸ばすには
第5章 たかが英語、されど英語
第6章 日本の組織は何をすべきか
第7章 全球化:もう一つの課題
PHP研究所HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・グローバルに活躍するために必要な考え方を学ぶ

◆本書を一言で表すと◆
・グローバルに活躍する人材の条件

◆概要&感想◆
これからは好むと好まざるとにかかわらずグローバルということを意識しなければいけません。
それはこれだけネットが発達し、飛行機による移動が身近なものになりつつあることからも不可避なこと。
本書はそんなこれからのグローバルの世界で乗り出すための参考になる一冊。

本書のキーワードの一つは「多様性」。
「ワールド・イズ・フラット」という流れの中で多様化していく環境、その多様性にいかにして対応できる人材であるか、それがグローバルの世界で活躍する一つの条件だと思います。

それでなくても日本は島国であり、元々の多様性には乏しい国。
そういった地形的理由も手伝って、国民的気質も同質を求める特徴があると思います。
それが良いか悪いかは別にしても、グローバルの世界でもそれを貫き通すのはあまりにも視野が狭くなってしまいます。

昨今ダイバーシティが求められていますが、まずは自己を確立した上での他者の尊重が最も重要だと感じています。

自分のスタンダードは大切にしつつ、世の中には多様なスタンダードが存在することを認め、論理的に自分の考えを話していく、そんな人材がこれから求められるのだと理解しました。

本書ではその基盤となる英語についても触れられています。
英語と日本語という言葉の違いであったり、単に英語を話せればよいのではない、という箇所は参考になります。

「世界で求められているグローバルな人材」を理解するのにオススメの一冊です。

◆気になったポイント◆
日本人の課題を煎じつめると、「出た所勝負」と「初対面」に弱いことだ、と私は見ている。言い換えると、不確実性の高い環境で、多様性の高いメンバーとの共同作業が苦手なのだ。
しかし、グローバルビジネスでは求められることが多いので、早く馴れたほうがいい。
そのためには、好奇心とアンテナ感度を高め、異なる価値観を受け入れるオープンマインドと、同時に「折れない心」が求められる。
グローバルな人材に求められる条件を端的に表している箇所。
個人的にはこの一節で本書を読む目的がほぼ達せられました。
あなたの二〇二〇年のビジョンとはどういうものなんですか、と。
自分の世界観があれば、それを言ってみてください。
そして、自分あるいは自分の企業は、そういう世界とどうつきあうか。
その世界観に対して自分をどうディベロップ(能力開発)していくのかと。
先を見る眼を養う、というのはこういうことなのですね。
世界は差異だけを強調していくと持たないんです。
この世の中はやはり、世界の最大公約数を見つけていけるような指導者が必要になってくるし、教育も差を強調するのではなく共通項を増やしていくような方向でやってもらいたいと思います。
歴史をずっと見てみると、人間の不幸というのは結局、差を強調して大きくなっている。だから、ある程度の共通項を見出していくことが大切です。
「差を見るのではなく、共通項を見る」意識しておきたいポイントです。
二一世紀の国力は何で決まるかといえば、判断をできる人間を何人持っているかです。
今までは情報が価値を生んだけれど、これからはコモディティになる。
みんながその情報を持つようになったときに、きちんとした判断ができる人間を何人作ったかで、国の力が決まるんだと。
したがって、教育の主たる目的は、判断のできる人間を作ることだ。
ネットが普及した今、知識の絶対量を問うてもあまり意味はありません。
情報に基づく判断ができる = リーダーの資質の一つだと思いますので、納得です。
IQL(Interactive,Quick,Logical)
双方向のやりとり(Interactive)、素早い反応(Quick)、論理的(Logical)に話すこと
英語は高コンテンツ、日本語は高コンテクスト、両者の違いを意識しよう
英語を使うときに必要な態度として抑えておきたいポイントです。

◆これからやること◆
・「差を見るのではなく、共通項を見る」
・「判断」を意識する
・異なる価値観を受け入れるオープンマインドを養う

◆オススメしたい方◆
・グローバルに活躍したい方
・リーダーとして活躍したい方
・大前さんや船川さんのリーダー論に興味がある方
・人材育成に携わっている方

■関連リンク■
本書紹介ページ(PHP研究所HP内)
グローバルリーダーのための実践英語講座(Practical English for Global
Leaders(PEGL)

大前研一「ニュースの視点」Blog
大前・アンド・アソシエーツ グループ
(著者 船川 淳志氏代表パートナー)

■関連過去エントリ■
[Book]さらばアメリカ
[Book]自分をグローバル化する仕事術
[Book]ロシア・ショック
[Book]ジャーナリズム崩壊
[Book]P&G式 世界が欲しがる人材の育て方
[Book]サラリーマン「再起動」マニュアル


posted by Guinness好き at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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