2009年02月22日

[TV]R-1グランプリ2009

遅ればせながらR-1観ました。
昨年までに比べて格段に面白かった印象がありました。
個人的な感想などを。

◆サバイバルステージ◆
今回から採用された敗者復活制度。
準決勝で敗れた人のうち、上位10人が出場できるということで、まずはこちらから観てみました。

1.三浦マイルド
最初のパートの発想は面白いと思います。
が、後半尻すぼみでした。
2点

2.くまだまさし
いつものネタでした。
ただ、新しさもないだけに…
R-1で決勝に行く感じではないかと。
3点

3.もう中学生
国会のネタでした。
道具が倒れるなど、グダグダ感が満載。
これもR-1決勝という感じではない気がします。
2点

4.友近
ネタの選び方を間違った感じが…
お客さんからも笑いがおきていなかったですし。
2点

5.夙川アトム
観たことあるネタでしたが、相変わらずスゴイ。
よく間違えずに(間違っていてもわからないかもしれませんが)言えるな、と。
3点

6.岸学
毎度お馴染みのジャックバウアーネタ。
ネタ的には普通でした。
3点

7.鈴木つかさ
クロスワードを使ったネタ。
変わっていて面白かったです。
5点

8.ナオユキ
漫談でしたが、うーん。
3点

9.天津木村
いつものエロ詩吟。
安定していて面白かったです。
5点

10.ヤナギブソン
安心して笑えるネタでした。
よかったです。
5点

1人2票ということなので、もし私が投票であれば鈴木つかさとヤナギブソンに投票かな、と。
結果は、岸学と夙川アトム。

◆本戦◆
1.夙川アトム
サバイバルステージとほぼ近いネタ。
2度観るとなると…
3点

2.岸学
こちらもまたジャックバウアーネタ。
同じ日に観たこともありますが、マンネリ感が否めません。
3点

3.バカリズム
ものすごく面白かったです。
発想がとんでもない。
もう1つ最後にヒネリがあれば完璧だったと思います。
9点

4.エラハマサヒロ
これも面白かったです。
歌がとにかくうまい!
一気に引き込まれました。
最後協賛会社を入れてダブルにしたのも憎い演出でした。
9点

5.サイクロンZ
最初観たときは途中まで曲とダンスが合っていてスゴイ、くらいだったのですが…
歌詞にまで深く入っていることに気がついて驚嘆しました。
素晴らしかったです。
9点

6.鳥居みゆき
このメンバーでは大御所の風格すら感じますね。
やっぱり存在感抜群で面白かったです。
7点

7.鬼頭真也(夜ふかしの会)
個人的には紹介されていた本もマンガもほとんど知っていたので面白かったです。
ただ、マンガとか内容わからないと厳しいかな、と。
8点

8.COWCOW山田よし
面白かったです。
昨年も面白かったですが、今年も素晴らしかったです。
耳に残るフレーズを作るのが上手ですね。
9点

9.あべこうじ
いつものキャラ設定で安定している感じですね。
ただ、個人的には爆発力に欠ける感じが。
6点。

10.中山功太
普通に面白かったのですが、突出している感もなく…
ひねりもきいていましたが、もう1歩欲しかった印象。
7点

◆総評的なもの◆
昨年のR-1と比べて格段に面白かった印象があります。
個人的には、バカリズム、エハラマサヒロ、サイクロンZ、山田よしは甲乙つけがたい感じ。
続いて鬼頭真也、鳥居みゆき、中山功太、あべこうじの順でしょうか。

それにしてもサバイバル組と決勝ストレート組はハッキリと違いが(個人的には)出てしまっていました。
審査にもそれは出ていましたね。
決勝ストレート組はやっぱり面白いんだなぁ、と感じました。

これまではM-1よりかなり落ちる印象があったR-1ですが、これだけ面白かったので、来年以降に非常に期待したいです。

■関連リンク■
・R-1グランプリ2009 公式サイト

■関連過去エントリ■
・[TV]M-1グランプリ2008


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2009年01月04日

[箱根駅伝]東洋大学!

今年も見ました、箱根駅伝。
事前の「箱根駅伝に続く道」に始まり、往路のスタートから復路の全チームゴールまで全て見ました。

今年はまた例年以上に面白かったです。
東洋大学が初の優勝を完全優勝(往路優勝&復路優勝)で飾ったというだけでなく、全体が混戦だったことが一番かと。

城西大学の8区棄権は大変残念でしたが、その棄権に伴う城西大学以外繰り上げスタートが無かったことが何より混戦を象徴しているかと。

特に今回は、第85回の記念大会だったので23校の陣容で、というところに一層価値があったと思います。

駒澤のシード落ちといった波乱もありましたし、学連選抜のシード入りも印象的でした。

個人的には佐藤悠基選手の4年連続区間新に期待していたのでそれだけが残念でした…

印象に残ったのは、東洋大学の戦略性。
終盤、あくまで「優勝」を念頭にしたペース配分、トップに立つ者の走り方といった戦略面で優位に立っていたように感じました。

東洋大学は選手の半分以上が1,2年生。
黄金時代が来るのか楽しみです。

ともあれ選手の皆様、そして関係者の皆様お疲れ様でした。
また来年も楽しみにしたいと思います。
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2008年12月26日

[TV]プロフェッショナル仕事の流儀で鳥肌

遅ればせながら12月9日放送分のプロフェッショナル仕事の流儀「悔しさを、情熱に」をみました。
この日のゲストは、バレエダンサー 岩田守弘さん。

ロシアのボリショイバレエにおいて、史上初の外国人バレエダンサーであり、かつ第1ソリスト。
この第1ソリスト、ナンバーワンのプリンシパルに次ぐ存在とか。

番組中にも出てきましたが、「バレエはロシアの魂」と言われるほどバレエに誇りを持つロシアでのこと。
そのロシアの魂の一員となることを認められたという事実にまず驚愕しました。

私は、バレエに詳しいわけでもなくよく見ているわけでもありません。
そんな私が2000年にモスクワに旅行した際に、一度は見ておかねば!という気持ちでボリショイバレエを見る機会がありました。

演目は「白鳥の湖」。
座席は、上の方の安い座席でしたが、ボリショイ劇場の荘厳さと華麗さ、そして何よりボリショイバレエの素晴らしさに目が離せないほど引き込まれたことを覚えています。
こんな素人の私でも圧倒的な凄さを感じるボリショイバレエ。

そこの一員になるだけでなく、13年も出演し続けている岩田さん。
(もしかすると私が見に行った時にも岩田さんも出演されていたかもしれません。在籍はされていたはずなので。)
本当に驚きです。

そして番組でその演技の一端をみて鳥肌が。
とんでもないです。

特に、白鳥の湖の道化役でのターン。
ずっと見ていたいと思わされました。

そしてその背景にある毎日の積み重ね、愚直な努力、とことん突き詰める姿勢など学ぶべき点が多すぎでした。

未見の方、必見かと思います!
NHKにもぜひアンコール放送をお願いできれば、と。

■関連リンク■
・悔しさを、情熱に(番組公式HP)
・人の心を豊かにするもの 〜 バレエダンサー岩田守弘 〜 茂木健一郎の「超一流の仕事脳」(NBonline内)



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2008年12月22日

[TV]M-1グランプリ2008

観ましたM-1。
面白かったですね。

今年は例年に無く気合いを入れて観ました。


◆敗者復活戦◆

ナイツでお笑いと相性が良くなったヤホーことYahoo!が、Yahoo!動画で敗者復活戦を完全中継するとのことで、正午から5時間30分、58組ぶっ続けで見てさらに本選を見ました。
このYahoo!動画の完全生中継、すごくよい試みだと。

放送開始早々はコマ切れなどありましたが、すぐに調子良くなりそのまま5時間半視聴に問題はありませんでした。
恐らくYahoo!JAPANさん側で回線の増強なりサーバの増強等の対処をされたのかと。
最初は1ネタ中1回は止まっていたのが6,7組目くらいはからはゼロになりましたらから。

ただ、後から知ったのですがこの敗者復活戦、ワンセグでも観れたそうで。
テレビ朝日がサイマル放送という形式で地上波とは別の番組をワンセグ上では流すことで放送していたようです。

CMも入らなかったですし、快適でした。

58組(57組?)観ていたので最後の方は何が面白いのかわからなくなってきましたが、私が面白かったのは、我が家、オードリー、ソラシド、チーモンチョーチュウなどでしょうか。
多すぎて覚えていないのが本当のところ…
客席が圧倒的に笑っていたのはオードリー。
笑いの量が違っていました。
なので、行くかな?と思っていました。


◆本戦◆

1.ダイアン
ネタの構成は良かったと思いました。
が、ネタフリまでが長いと思った次第。
ただ、得点を見ると思ったより高得点でした。
これが基準だと後の組はキツイかも?とも思いました。

2.笑い飯
闘牛でいつものパターンに入るのかと思いきや入らず。
新しいと言えば新しかったのですが、衝突されるネタがいつもの展開。
う〜ん、慣れてしまったのかイマイチでした。
こちらも思ったより高得点でした。

3.モンスターエンジン
笑えなかったです。
神々の遊び、は知っていたので漫才でどうやるのかと思っていたのですが…

4.ナイツ
いつもどおり面白く、安定していました。
面白かったです。
いつもと比べるとややテンポがゆっくりかな、とは思いましたが。
この時点で1位は順当かと。

5.U字工事
面白かったです。
私が北関東に馴染みがある分点が甘くなっている気もしますが…
個人的にはナイツと同じくらい面白かった。
ごめんね、ごめんね〜では終わりにはならなかったですね。
最後茨城をフォローしたのも新しかったです。
2本目でフォローした茨城をどう扱うのか見たかったのですが。

6.ザ・パンチ
いつも通りのはいりでしたが、そこからが…
変な間も空くし、キレが無いなぁ、と。
普段はもうちょっと面白いんですけどね。。
そもそも漫才のスタイルとしてM-1に合うのか?という不安感がど真ん中に的中してしまいましたね。

7.NON STYLE
確かに面白かったです。
テンポが速いのと矢継ぎ早に繰り出すボケは評価高いだろうなぁと思いました。
ナイツと同じかそれ以上にボケてましたし。
審査でここまで1位もまあ納得。
個人的にはナイツ、U字工事に次ぐ感じでしたが。
ボケが自分で自分に突っ込むのが私にはなんとなく合わなかったです…

8.キングコング
終わった瞬間「え?」って感じ。
昨年の方が明らかに面白かったです。
個人的にはあの速すぎるくらい速いテンポと喋りのキングコングが好きだったのですが…
たぶん残れないだろうなぁと思っていたら予想通り、でした。

9.オードリー
敗者復活で笑いっぱなしだったのと同じネタ。
全く同じネタを数時間後にもう一度見ることになりましたが、それでも笑いっぱなしでした。
自分が笑ったという感覚では、ぶっちぎりの1位。
キングコングがよくなかったので、後はオードリー自体が審査員に受け入れられれば最終決戦に行くだろうとは思っていました。
審査結果を見て、審査員も認めたかあ、というのが感想。
ただ、紳助さんが明らかに認めていなかったので、うーん。。。とはなりました。


◆最終決戦◆

1.ナイツ
いつもどおりの漫才でした。
面白いのですが、クスっとした笑いがたくさんある漫才なのでドカーンと来ないんですよね。。
なので優勝は難しいのかなぁと思ってしまいました。
でも大好きです。

2.NON STYLE
1本目とほぼ同じ。
ただ、1本目のほうが明らかに面白かったなぁ、という印象。
個人的には冷めてしまったせいか、思ったより笑えなかったです。。
自分で自分に突っ込むのもやっぱり気になってしまいました。
ボケの数では圧倒していて凄味を感じましたが。

3.オードリー
1本目の出来が素晴らしすぎただけに、2本目どうするのかと思っていました。
観たことがあるネタでしたが、やはり1本目と比べると落ちてしまいましたね。
敗者復活からだけに仕方なかったのかもしれませんが…
でも最終決戦3組の中で最も笑ったのはオードリーでしたが。


◆総評的なもの◆
何より残念だったのは、最終決戦の3組とも本選のネタの方が面白かったこと。
少なくともここ2年のチュートリアル、サンドイッチマンは1本目も2本目もどちらも甲乙つけがたかっただけに、残念でした。

後は、紳助さんが本選でオードリーに事実上のNGを出したことで最終決戦でオードリーの票が確実に1票無くなっていたこと。
あれは確実に、最終決戦の興味を若干ではありますが削いでしまったと思います。

NON STYLEは面白かったですし、大阪で既に押しも押されぬ売れっ子のようだったので実力はあるのだと思います。
ただ紳助さんや上沼さんは番組に呼んだとか仲がよい(と思われてしまうような)言動はやめるべきだったとも思います。
今回に限っては、ナイツとオードリーがやや変化球気味の漫才だっただけに、正統派のNON STYLEが好まれた側面は否定できないと思います。

とはいえ、オードリーの2本目は、1本目の出来が良すぎただけに見劣りしたのも事実。
春日さんは素晴らしかったですが、どうしても1本目と比べるとインパクトが弱くなる2本目をどうカバーするかがオードリーの課題だと思います。

ナイツは…変わらないで欲しいなぁ、というのが正直なところ。
今のスタイルで新ネタを作り続けてほしいです。
(M-1が取れるかどうかは微妙かもしれませんが…)
ただ、本戦で松っちゃんが言っていた、「4分でどれだけボケを入れるのか、もう一ネタ見てみたい」という評がナイツを的確に表していたと思います。

それにしても、やっぱりオードリーに優勝してほしかったなぁ…
絶対評価だったらどうだったのか、こちらも気になるところ。
ま、最終的には紳助さんが言っていた通り、好みの問題なんでしょうけどね。
みんな面白かったので。
あえて比較すれば、の話ですしね。

今から来年のM-1が楽しみです!


■関連リンク■
・M-1グランプリ2008 公式サイト
・みんなで楽しむM-1グランプリ2008(Yahoo!JAPAN週刊特集 Vol.89)


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