2009年07月06日

[Sports]フェデラーがウィンブルドン王者に返り咲き

Roger Federer 3 - 2 Andy Roddick
(5.7.2009 Sun)

5-7
7-6
7-6
3-6
16-14


ロディック相手に壮絶な試合を演じたフェデラーがそれでも過去5連覇を達成しているウィンブルドンでの強みを見せて見事王者に返り咲き。
4大大会の制覇を達成したフェデラーですが、これで新たな金字塔を打ち立てることに成功。

この優勝で、フェデラーの4大大会通算優勝回数記録は15回に。
これまでピート・サンプラスと並ぶ通算優勝回数14回を超え、単独1位となりました。

さらにフェデラーは決勝進出回数でも通算20度、準決勝進出は4大大会21大会連続と記録ラッシュ。
芝でも赤土でも強いフェデラーは本当に物凄い高次元でのオールラウンダーですね。

この優勝でナダルから定位置だった世界ランク1位を奪い返すこともほぼ確実。
後は8月31日から始まる目下5連覇中の全米オープンを制することができるかどうかが焦点です。

この大会も制することができれば全仏、全英に続く、3大会連続制覇となり、連続4大会制覇も視野に入ってきます。
ウィンブルドンは故障で欠場したナダルが出てくるのかもポイントですね。
これは全米も大注目です!

■関連過去エントリ■
[Sports]フェデラーが4大大会制覇!


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2009年07月05日

[Book]片眼の猿 One‐eyed monkeys

片眼の猿 One‐eyed monkeys(新潮社、著者:道尾秀介)
片眼の猿 One‐eyed monkeys
道尾 秀介
新潮社
売り上げランキング: 98556
おすすめ度の平均: 3.5
4 〈音〉に関する特殊能力を持つ私立探偵
4 爽快に
3 もっと飛んで欲しい
5 アットホーム
3 煽り方が大袈裟。

◆概要&感想◆
本書の大筋もさることながら、脇の方をむしろ楽しんでしまいました。
小さな謎ときが特に面白かったです。
内容は爽やかな一冊。

相変わらずいくつもの伏線を貼るあたりさすがです。
本作に関しては映像化はムリではないでしょうか。

ちなみについ最近新潮文庫より文庫版が出版されました。
が、個人的にはソフトカバーの装丁の方が明らかに好み。
できれば同じ系統の装丁で文庫版を出してほしかったです…

◆オススメしたい方◆
・ミステリーで小説ならではの醍醐味を味わいたい方
・爽やかなミステリーを読みたい方
・小ネタ好きな方

■関連リンク■
本書紹介ページ(新潮社HP内)
道尾秀介@あらびき双生児(著者 道尾秀介氏公式ブログ)

■関連過去エントリ■
[Book]シャドウ (ミステリ・フロンティア)
[Book]鬼の跫音
[Book]カラスの親指 by rule of CROW’s thumb
[Book]ラットマン



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2009年07月04日

[Book]勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー

勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー(日本経済新聞出版社、著者:勝間和代)
勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー
勝間 和代
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 3961
おすすめ度の平均: 2.0
3 これはこれでありだと思います。
3 社会的責任投資に関する対談は興味深かった
2 読者のレベルを高く見ていませんか?
1 次から次へと本を出すけど
1 色々な意味で難しい本です…

目次
1時間目 世の中の大きな動きの中で金融をとらえる
◆竹中平蔵先生から学ぶこと――投資の役割と経済のダイナミズム
経済破綻は金融のせいだ、など、すっかり悪者になっている「金融」ですが、本当に金融は悪者でしょうか? 「金融」が果たしている社会での役割を、「リスク」ということばをキーワードにして、もういちど俯瞰してみましょう。

2時間目 投資信託を使って資産運用の「仕組み」をつくる
◆竹川美奈子先生から学ぶこと――投資信託の実践的な使い方
いつも仕事や家事で時間がない私たちは、そんな時間がない中でも、投資をどうやって続けていけばいいのでしょうか? ひとつの答えは、プロに運用をまかせる投資信託を利用することです。投資信託を使って積立型の分散投資を行い、手間暇をかけずに、でも、うまくリスクを管理する方法について実践的に学んでいきましょう。

3時間目 金融危機に打ち勝つ株式投資術
◆太田忠先生から学ぶこと――個人投資家が株式に投資をするときの心得
個人投資家は、短期的な株価の上げ下げに一喜一憂せず、時間と投資対象を分散してリスクを低減すれば金融危機のショックを最小限にくい止められます。個人投資家ならではの強みを活かしながら株式投資にどう取り組むか。ベテランファンドマネジャーにコツと極意を聞いてみましょう。

4時間目 金融から未来を変える
◆河口真理子先生から学ぶこと――社会的責任を果たす投資とは
金融には、投票に負けないくらい、私たちの社会を変える力があります。環境問題や人権問題などにきちんと責任を果たしている企業にお金を回すことが、長期的には私たち自身にとっても役立ち、社会を良くする大きな力になることを学びましょう。

ホームルーム 読者からの三つの質問と、勝間からのメッセージ
◆勝間からのメッセージ――金融があなたと社会の未来を変える
金融危機は私たちの経済全体にとっても、個人資産形成にとっても、厳しい試練ですが、資産形成のあり方や金融の役割について原点から問い直すチャンスでもあります。金融で自分と社会の未来を変えるため、あなたも一歩踏み出してみませんか。
日本経済新聞出版社HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・金融の第一線で携わるエキスパートから今の金融の見方を学ぶ

◆本書を一言で表すと◆
・「金融投資=マイナスイメージ」払拭のススメ

◆概要&感想◆
本書は、勝間和代さんが金融にまつわるHP上の講座を「お金の学校」として一冊の本にしたもの。

その名のとおり、お金にまつわる学校ということで対談を通じての紙上講座の体裁になっています。
内容は、大きく金融にまつわる講座が1時間目と4時間目で、投資にまつわる講座が2時間目と3時間目となっています。

個人的には1時間目と4時間目がよかったです。
世の中における金融の役割がメインテーマの1時間目と、金融がこれからの世の中をどのように変えていく力になり得るのかという4時間目。

特にSRIが、「Socially Responsible Investment」から今は「Sustainable and Responsible Investment」になりつつあるという話が興味深かったです。
これからは「Sustainable(持続的)」というのがキーワードになりそう、というのは納得です。

ただ、金融の大きな流れという観点では面白かったのですが、内容的には「学校」というタイトルではありながらやや内容が難しめだと感じました。
タイトルからすると「これから金融について勉強する」という方をターゲットにした本だと思っていたので少しとまどいました。

かなり注釈は多いのですが、注釈を読んでもわかりづらい点もあったのがやや残念です。
もっとも、もともとNIKKEI NETの特集ページですし、その時のタイトルは「金融で未来を変えよう」だったので、まるっきり初心者向け、という趣旨ではそもそもないのだと思いますが。

Web上での原題のままでもよかったのかなぁ、などと思ってしまいました。

金融の基本知識は持っていて、専門家の方の話をわかりやすく読みたい、という方にはオススメです。

◆気になったポイント◆
以前ダボス会議で、ソニーの出井伸之前会長が、「日本はミドルエイジ・シンドローム(中年症候群)ではないか」と指摘されていました。中年になると若い人ほどエネルギーがないから、何か変化があっても、もう何もやらないんですよね。何かやることが不安だからやらない。やらないからますます不安になっていく。これが、ミドルエイジ・シンドロームで、やっぱり日本もそうなっていると思います。
ズシっときたポイント。
確かに思うところが多く…
ミドルエイジ・シンドロームスパイラルに陥らないようまずは自分自身心がけが必要そうです。

◆これからやること◆
・SRIの状況を追う

◆オススメしたい方◆
・金融の基本知識が多少はある方
・これから投資を始めたいという方
・これからの金融がもたらす影響に興味がある方

■関連リンク■
本書紹介ページ(日本経済新聞出版社HP内)
勝間和代の「金融で未来を変えよう」(NIKKEI NET特集ページ)
私的なことがらを記録しよう!!(著者公式ブログ)

■関連過去エントリ■
[Book]15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?
[Book]読書進化論
[Book]史上最強の人生戦略マニュアル
[Book]勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
[Book]無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法
[Book]無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
[Book]勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!



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2009年07月03日

[Football][移籍]レアルマドリーが大変なことになっている件

現時点でC.ロナウド、カカ、ベンゼマ、アルビオル。
きれいにプレミア、セリエ、リーグ1、リーガと各リーグからの移籍になっていますね(笑)
これでリベリまで来た日にはさらにブンデスからもということで…
そうなれば次のターゲットはスーぺルリーガですね。

使ったお金が決まった4人だけで約1億9500万ユーロ。
日本円にして約287億円。

笑ってしまいます。
これが来シーズン終盤「使ったお金 1億9500万ユーロ、得られたもの プライスレス…」などとうまくいけばよいのですが。。

とりあえず攻撃陣は新銀河系に。
というか、ベンゼマ、そもそも出場できるんでしょうか…

果たしてペジェグリーニはぺレスの思いに応えられるのでしょうか。。


■関連過去エントリ■
[Football]稲本潤一はフランス レンヌへ
[Football]中村俊輔はスペインへ
[Football][移籍]C.ロナウドもマドリー!!!
[Football][移籍]カカがマドリーへ!



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2009年07月02日

[Confederations Cup 2009](Final)United States of America - Brazil

United States of America 2 - 3 Brazil (28.6.2009 Sun)
10分 デンプシー【アメリカ】
27分 ドノバン【アメリカ】
46分 ルイス・ファビアーノ【ブラジル】
74分 ルイス・ファビアーノ【ブラジル】
84分 ルシオ【ブラジル】


観ていてまさかの展開。
前半は見事にアメリカの堅守速攻が実った形でアメリカが2-0。

1点目のアーリークロスも見事でしたが、それ以上に2点目はまさにカウンターのお手本。
素晴らしいカウンターでした。

それだけにアメリカとしては後半開始早々のルイス・ファビアーノにやられた1点が痛かったですね。
これでブラジルを勢いづかせてしまったのは間違いないところなので…

シュート自体は、ルイス・ファビアーノの見事すぎる個人技が炸裂!で文句のつけようもないのですが。
トラップから反転までの速さが尋常じゃなかったですね。
これでは、大会最優秀GKに選ばれたエバートンのハワードもどうしようもないですね。

最終的にはブラジルが地力をじわじわと発揮して下馬評どおり勝ったわけですが、それ以上にアメリカが世界にインパクトを与えた大会としてコンフェデは記憶に残るのではないでしょうか。

アメリカの対スペイン、対ブラジルへの戦い方は来年の南アフリカW杯に向けた一つのマニュアルになるのではないでしょうか。

もちろんアメリカが作り上げたスタイルあってこその戦い方なので、たとえば日本代表がマネできるかというとそれは難しいとは思いますが。

とりあえず大会中大きなトラブルも起きていないようですし(輸送面では大混乱だったようですが)、来年のワールドカップ開催は問題ない、という見解に落ち着きそうですね。
南アフリカのホスト国としてのリハーサルはFIFAを満足させるものだったのではないでしょうか。

思った以上に面白い大会になった、という印象のコンフェデ杯でした。

■関連過去エントリ■
[Confederations Cup 2009](Third-place Match)Spain - South Africa
[Confederations Cup 2009](Semi Final)South Africa - Brazil
[Confederations Cup 2009](Semi Final)Spain - United States of America



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2009年07月01日

[Book]若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?

若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)(ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:森川友義)
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)
森川 友義
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング:
80042

目次
第1章 若者は政治によって損をしている!?
*世代会計からみた受益格差 14
*世代間受益格差は、世代間投票率の違い!?
*だから、若い人は損している
*世代別政治リテラシーの格差は?

第2章 主役は、「有権者」のはずだけど……
* 「有権者」を政治学的に解釈すると……
* 国会議員と有権者の関係は、八百屋さんとお客さんの関係と同じ!
* 市場経済と違って競争が働いていない
* ここまでのポイントを整理すると
* 賢い人ほど選挙に行かない? 「合理的棄権仮説」
* 賢い人ほど、政治に無関心? 「合理的無知仮説」
* 政治リテラシーゼロの人は誰に投票すべきか?
解決策その1 「鉛筆を転がして決める」
解決策その2 候補者の「顔」で選ぶ
解決策その3 政党で選ぶ
解決策その4 小選挙区と比例代表を別々の政党の名前を書く
* 政治リテラシーが高い有権者はどうやって候補者を選ぶべきか?
章末特別講座
最近の政治学の研究から1遺伝子レベルで投票行動は決まっている?
最近の政治学の研究から2「五感と選挙」

第3章実は「国会議員」の力は弱い!?
* 国会議員とは何をする人か?
* 国会議員の権力は実は弱い
*「メジアン有権者の定理」
* 日本共産党が弱くなると、自民党も弱くなる?!
* マニフェストは読む価値があるのか?
* 国会議員の「派閥」
* 民主党の派閥
* いったい何人、総理大臣が交代するのか?
章末特別講座 国会議員のバックグランド
その1 2世、3世、4世議員問題
その2 国会議員の学歴
その3 国会議員の性差
その4 国会議員の前職

第4章 「特別利益団体」を知らずして政治は見えない
* 政治に絶大な影響力の特別利益団体
* 特別利益団体と有権者、国家意義委員の三角関係
* 切っても切れない? 特別利益団体と国会議員との関係
* パワーの源泉その1 政治献金
* パワーの源泉その2 組織票
* パワーの源泉その3 自民党員の影響力
*「特別利益団体」のことを知らないままでいていいのか?
章末特別講座国会議員とお金
その1 政治献金額
その2 議員別高収入ランキング
その3 「政党助成金」とは何か?

第5章「官僚組織」の「官僚組織」による「官僚組織」のための政治
* 官僚は何のために働いているのか?
* 官僚 ⇔ 有権者の関係は? 下僕ではなく、お上!
* 官僚 ⇔ 国会議員の関係は? 法律作成も官僚にお任せ?
問題その1 官僚が法律をつくっている
問題その2 「過去官僚」の弊害
* 官僚⇔特別利益団体の関係は? これぞまさしく「天下りシステム」
* 提言! 官僚組織のあるべき姿とは?
提言1 人事権を国務大臣に
提言2 各種法人の統廃合の促進と天下りの禁止
(目次を抜粋)
amazonから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・若者一人一人は国政に対して何が行えるのか?

◆本書を一言で表すと◆
・[日本]×[民主主義]がもたらす現状とその対策

◆概要&感想◆
最近ものすごい勢いのディスカヴァー・トゥエンティワンさん『若者は、選挙に行かないせいで4000万円も損してる!?』読者モニターに応募したところ当選しました。

ありがとうございます。
早速届いた本を読ませていただきましたので、概要と感想を。

そもそも本書の元となったのは、ディスカヴァー社長室blogの派生ブログとして、連載されていた「MAJIBIJI世代のための政治リテラシー講座」。
かくいう私も読ませていただいておりました。

このブログを書籍化したものが本書。
ただ、正直なところブログで読んでいた時よりも一冊の本として読んだ今回の方が理解は深かったように思います。
(1度読んでいる文章が多いこともその一因かもしれませんが)個人的には本という媒体のパワーを感じました。

さて、内容です。
過激なタイトルがついていますが、本書の内容を集約すると次の2点かと。
・[日本]×[民主主義]という前提における日本の政治の仕組み(プレイヤーとその役割の紹介)
・若者が今するべきこと = 何はなくとも『投票』に行くこと

その中でのポイントは「政治リテラシーを身につけるべし」としていないところだと思います。
もちろん新聞の政治、経済欄を読み、政治としてのトピックスについて考える、ということを第6章などで推奨されてはいるものの、いきなりそこまで、という話にしていません。

まずは、「投票に行くこと」それだけでも政治は変わってくるはず、という展開は敷居が低く、良いかと。
欲を言えば、投票率がどれくらい伸びることで、どのような効果が期待できそうだ、といった話が具体的に書かれていると一層よかったのかな、と思います。

ただ、誰に投票すれば良いのかとその選び方の根拠も含めてわかりやすいのは確か。
誰でも実践できます(ちなみに私は基本的には選挙には行く派、与党以外に投票というスタイルでした)。

その上で政治の仕組みについて、プレイヤー毎の実態や利権の構図などがわかりやすく描かれています。
複雑な政治制度への言及などを抑えている分内容にとっつきやすさが出ていてスラスラと読めます。

中高生の授業でぜひ取り上げていただきたい一冊。
社会の授業の何コマかを使用して本書を教科書に、投票することの意義、といった授業をぜひ展開していただきたいなぁ、と感じました。

そのために必要かも?と思ったのは次の2点。
・本書のターゲットは政治に興味の無い若者だと思いますが、それにしては政治の世界の言葉などを当たり前に用いているように感じました。
もっと本書の敷居を低くするためにもかみ砕くなり、用語の解説を入れるなりがあってもよいのかな、と感じました。
(最低限これくらいの理解は、という意図的なものかもしれませんが)
・「民主主義制度が根源的に持つ欠陥」という記載がありますが、それは世界の他国でも同様です。
 本書内にあるような問題は他国ではどうなのか、どのような対処をしているのか、そのあたりへの言及がさらに欲しい。

民主主義の限界と本書内でもうたわれていますが、とはいえそれであきらめてしまってもしょうがありません。
決められた制度の中で最大限できることを行う、という意味でも本書は非常に面白いと思います。

最後に、本書を読んで私が個人的にぜひ実現してほしいと思ったことを。
・内閣総理大臣(大統領でも良いのですが)の直接選挙による選出の制度と4年程度の任期制度
・国会議員の活動内容の開示と秘書の拡充(と不祥事発生時の厳罰化)
・大臣による担当省庁の人事権の付与
・マニフェストや公約の進捗と結果を追跡する仕組みづくり

基本的には民意が直接届く体制と、三権分立をハッキリさせる意味での立法と行政の相互牽制の確立、そして政治家の活動の見える化をベースに考えています。

最近発表された厚労省の舛添大臣による幹部人事など、その芽は出てきているようにも思えますのでぜひその流れが大きな流れになれば、と。

本書と対になる「どうする!依存大国ニッポン
(ディスカヴァー携書)
」という本も同時刊行されるようです。
政治への第一歩としてオススメの一冊です。
どうする!依存大国ニッポン (ディスカヴァー携書)
森川 友義
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 111408

◆気になったポイント◆
政党が政策という商品を売りたいがために競争している
というのが民主主義における選挙の原則です。
なので、商品を買う側の私たちは本来お店で買うように商品を比較して、どの商品を買うか検討する必要があるのですよね。
価格.comのように、各商品である政策の比較サイトのようなものができるといいのかもしれません…
2つの問題
代金の支払い(投票)から当選した国会議員が選挙公約を果たすまでに多くの時間がかかる(タイムラグが生じる)
わが国では政党間競争がほとんど機能していない
1つめのタイムラグの問題は、それをウォッチする仕組みがないことにも起因していると思います。
そのためにも追跡、検証する仕組みがあり、それをネットで公開となれば、少なくとも選挙前には大活躍するのではないか、と。

2つ目の政党間競争も政策がウォッチされ、その進み具合等が明らかになれば促進されるのではないか、とも思います。
だからといって、政治家を責めないでください。政治家が悪いのではありません。選挙に行かない有権者が悪いのです。
「政治家落ちればただの人」ということからも、わからないではないですが、少し悲しくもあります…
政治家自身が実現したい理想があって、その理想を実現するべく票を集められるかどうかではなく、自分の理想が受け入れられるかどうかで選挙に臨む政治家を求めるのは現実的ではないのでしょうか。
イメージですが、他国ではいるのではないでしょうか。

世襲政治家が批判されていますが、本来2世3世の政治家は金銭的にも恵まれているでしょうから理想を掲げて世論に問うことができる稀有な存在ではないかと思います。
(そういう意味では今思えば安倍元首相は「美しい国」という理想を掲げたという意味では良かったのかもしれません)

それができる立場をうまく活用し、ブレずに理想を追う政治家がいればこれほどまでに世襲政治家が批判されることもなかったのかな、などと思います。
ひとつの政党が、長い間、政権の座についているのは、決してわが国の民主主義のためによくありません。
これは全くの同意です。
米国の大統領選挙や英国の保守党と労働党の争いなどを見ていても政権交代は決して特殊なことではなく、各党がそれぞれ持ち味を活かして時代に合う政策を打ち出し、民意に選ばれている姿を見ると、現行の民主主義制度の中でのあるべき姿なのでは、とどうしても感じてしまいます。

◆これからやること◆
・「どうする!依存大国ニッポン (ディスカヴァー携書)」も読む
・選挙にこれまで通り行き、もう少し政策を見て投票する

◆オススメしたい方◆
・政治って何?という方
・選挙なんて面倒くさい、という方
・自分が政治に対してできることに興味がある方
・政治への入門本を読みたい方
・本書のタイトルを見てどういうこと?と思った方

■関連リンク■
森川先生の政治リテラシー講座『若者は、選挙に行かないせいで4000万円も損してる!?』読者モニター大募集!
●田中(ディスカヴァー社長室blog内)

総選挙間近! 若い人たちと日本の将来のために出版した本! モニターブログもアップされました!
●干場(ディスカヴァー社長室blog内)

「進化政治学」で選挙が見える(著者 森川友義氏連載ページ,日経ビジネスオンライン内)
MAJIBIJI世代のための政治リテラシー講座(著者
森川友義氏ブログ,ディスカヴァー・トゥエンティワン社HP内)

ディスカヴァー・トゥエンティワン社公式HP
ディスカヴァー社長室blog

■関連過去エントリ■
[Book]霞が関をぶっ壊せ!
[Book]霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(文春新書635)


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2009年06月30日

[Confederations Cup 2009](Third-place Match)Spain - South Africa

Spain 2 - 3 South Africa
(28.6.2009 Sun)

73分 ムペラ【南アフリカ】
88分 グイサ【スペイン】
89分 グイサ【スペイン】
90+3分 ムペラ(FK)【南アフリカ】
107分 シャビ・アロンソ(FK)【スペイン】


後半73分以降怒涛の展開となったこの試合。

試合終了2分前にグイサが劇的同点弾、さらにその1分後に勝ち越しゴールでスペインが勝利…と思いきやロスタイムに南アフリカもFKから劇的同点弾その2。

延長に入った試合は、ジョレンテが得たFKをシャビ・アロンソが、え?入ったの??という感じで決めて決勝点。
スペインが何とか3位を確保しました。

シャビ・アロンソはやはりいい選手だけに、ぜひリバプールに残ってほしい、という思いが募った試合でもありました。
スペインとしては何はともあれ、連勝が止まった次の試合で勝てたことは好材料かと。

■関連過去エントリ■
[Confederations Cup 2009](Semi Final)South Africa -
Brazil

[Confederations Cup 2009](Semi Final)Spain - United
States of America



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2009年06月29日

[Book]どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座

どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 (ディスカヴァー携書)(ディスカヴァー・トゥエンティワン、著者:小宮一慶)
どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009-03-15)
売り上げランキング: 2058
おすすめ度の平均: 4.5
4 考えながら読むと効果があります
4 経営者向けのより実践的な「当たり前のことをバカになってちゃんとやる」
5 リーダーのあるべき姿・経営の本質
5 小宮さんの集大成
3 ファンなのに、少し残念

目次
はじめに

社長力1 ストラテジー力  15
    経営という仕事の認識を誤っていると
    うまくいくものもうまくいかない

1「管理」よりも「方向付け」  16
2「未来予測」よりも「現在過去分析」  24
3「目標」よりも「目的」  30
4「新規事業」よりも「既存事業」34
5「売上高」よりも「シェア」  38
6「下請け」よりも「自立」  42
7「弱肉強食」よりも「優勝劣敗」  45
8「オンリーワン」よりも「ナンバーワン」  48
9「拡大志向」だけより「小さくなる能力」  52
10「内部志向」よりも「外部志向」  56
11「ES優先」よりも「CS優先」  60
12「モティベーションアップ」よりも「働きがい」  64

まとめのチェックリスト  70 

社長力2 マーケティング力  71
   お客さまの心をつかむマーケティングの本質を理解する
1「新規顧客開拓」よりも「既存のお客さま」  72
2「他社の真似」よりも「他社との違い」  76
3「価格で勝負」よりも「サービスで勝負」  82
4「客観的一番」よりも「主観的一番」  86
5「コンピュータ」よりも「ハート」  92
6「満足」よりも「感動」  98
7「商品開発」よりも「認知の努力」  102
8「クレームゼロ」よりも「クレーム発生」  106

まとめのチェックリスト  110

社長力3 ヒューマンリソース・マネジメント力  111
   何が人を動かすのかをほんとうに理解しているか?

1「新規事業」よりも「人材育成」  112
2「スキル」よりも「価値観」  116
3「和気あいあい」よりも「切磋琢磨」  120
4「横並び」よりも「信賞必罰」  124
5「努力賞」よりも「メジャラブル」  128
6「規制」よりも「自由」  131
7「意識改革」よりも「小さな行動」  134
8「意味」よりも「意識」  140
9「報酬」より「誇りと信念」  142
10「評価」よりも「幸せ」  146

まとめのチェックリスト  150

社長力4 会計力  151
   会計・財務を経営的に考えているか?

1「数字」よりも「信念」  152
2「仕訳」よりも「読み方」  156
3「利益」よりも「キャッシュフロー」  160
4「稼いで貯める」よりも「稼いで使う」  163
5「負債」よりも「純資産」  166
6「ROE」よりも「ROA」  172
7「売上」よりも「利益」  175
8「投資拡大」よりも「増し分」  179
9「数字作成」よりも「お客さま対応」  182
10「会計・財務」より「戦略・マーケティング」  186

まとめのチェックリスト  189

社長力5 人間力  191
   結局は、リーダーの人間力がものをいう
1「総花的」よりも「重点主義」  192
2「気合い」よりも「具体化」  195
3「かっこつける」よりも「行動」  200
4「話す」よりも「聞く」  202
5「甘さ」よりも「厳しさ」  205
6「社会勉強」よりも「読書」  208
7「難しい理屈」よりも「素直に思う」  210
8「肩書き」よりも「人望」  212
9「順境」よりも「逆境」  214
10「自分」よりも「会社」  218
11「今」よりも「未来」  221
12「金儲け」よりも「正しい人生」  224

まとめのチェックリスト  227
ディスカヴァー・トゥエンティワン社HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・実際に会社を経営する著者はどのような考えで経営を行っているのか

◆本書を一言で表すと◆
・経営に必要な考え方をコンパクトにまとめた一冊

◆概要&感想◆
本書はいわば著者である小宮さんの養成講座シリーズの集大成。
発見力、数学力、解決力などをまとめた一冊という印象。
目次と各章の末に掲載されている「まとめのチェックリスト」これだけでも非常に役に立ちます。

小宮さん自身、経営コンサルタントとして経営のプロを自任されているとともに、会社を経営されている方でもあるため、その経営哲学が存分に表れています。

経営にあたって、経営者が陥りがちな項目を、「××」よりも「○○」という見出しで表現されており、それぞれが印象に残りやすいのもよいかと。

個人的には特に、
「拡大志向」だけより「小さくなる能力」
「価格で勝負」よりも「サービスで勝負」
「客観的一番」よりも「主観的一番」
「和気あいあい」よりも「切磋琢磨」
などが特に印象に残りました。

よく聞く項目から、ごく当たり前と思っていたのがまるで逆であった項目も様々。
小宮さんならではの視点で各項目をバッサリと切っています。

自分の経営に対する考え方をチェックするのにピッタリの一冊です。

◆気になったポイント◆
経営の本質
@企業の方向づけ、何をやるか何をやめるかを決めること
A資源の最適配分
B人を動かす
実にシンプルですが、本書の内容全てがここにつまっています。
これだけはアタマに入れておこうと思います。
拡大しようとするときには、同時に「小さくなる能力」も確保しておく
納得です。
良くも悪くも撤退のことを念頭に置いて考える必要性を改めて理解しました。
「熱意や職業観、倫理観」といった基本的な価値観が一致する人を会社というバスに乗せることが大切
この点は賛否両論の一つかと。
個人的には価値観が様々な人が会社というバスに乗った方が多様性という意味では良い気がします。

とはいえ、自分は経営をしたことがあるわけではありません。
経営をしてみるとまた違った考えになるのかもしれません。
経営する方はこのように見ているということを考慮しておこうと思います。
走りたい人を思いっきり走らせてやれる環境をつくるのがリーダーの仕事です。
リーダーの役割が非常によくわかる一言だと思います。
「理解は偶然、誤解は当然」
「意味」を伝えるためには、その前提として「意識」の共有が必要
経営者として持つべき、そして経営者に限らずコミュニケーションの基盤となる考え方として重要なポイントだと思います。
リーダーは、
現在より未来
表面より本質
自分より他人
順境より逆境
を優先して考えるべき
これもリーダーとして持つべき視点をポイントが絞られていてわかりやすいです。

◆これからやること◆
・リーダーの心得を手帖に書いてこまめに見る習慣をつける

◆オススメしたい方◆
・経営のプロを目指している方
・社長を目指している方
・リーダーを目指している方
・小宮さんの著書の集大成の一冊に興味がある方

■関連リンク■
本書紹介ページ(ディスカヴァー・トゥエンティワン社HP内)
小宮コンサルタンツ(著者 小宮一慶氏 代表取締役会社HP)
小宮コンサルタンツ ブログ(小宮コンサルタンツ公式ブログ)

■関連過去エントリ■
[Book]ビジネスマンのための「発見力」養成講座
[Book]ビジネスマンのための「数字力」養成講座



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2009年06月28日

[Confederations Cup 2009](Semi Final)South Africa - Brazil

South Africa 0 - 1 Brazil (25.6.2009 Thu)
88分 ダニエル・アウベス【ブラジル】


スペインがアメリカに敗れた余韻の中での試合となったもう一つの準決勝。

大観衆のホームサポーターは自国による再現を期待する中でのこの試合。
南アフリカもその期待の応え、終了間際まで0-0、スコアレスドローかとも思ったのですが…

6分前の82分にピッチに降り立ったダニエル・アウベスがFKからゴール。
終了直前の決勝点でブラジルが南アフリカの夢を粉砕して決勝へ進出です。

これで決勝のカードは、アメリカ - ブラジル。
3位決定戦のカードが、スペイン - 南アフリカとなりました。

アメリカ - ブラジルは予選リーグでは0-3でブラジルが圧勝だったのですが、2度目は果たして。
アメリカにはいい流れが来ているだけに予選とは違う好ゲームを期待したいところです。

■関連過去エントリ■
[Confederations Cup 2009](Semi Final)Spain - United States of America



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2009年06月27日

[Book]15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?

15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?(ダイヤモンド社、著者:慎 泰俊)
15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?
慎 泰俊
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2621
おすすめ度の平均: 5.0
5 全ての人に手にとって欲しい入門書
5 大人にこそ、手に取っていただきたい一冊
5 こんな授業を受けてみたいです!
5 最後まで面白く読み通せたはじめてのファイナンス理論入門書
5 新たな考え方を与えてくれる本

目次
はじめに

PROFILE(主な登場人物)

朝 礼
なぜ、この授業をするのか?
ファイナンス理論についての誤解
リスクとリターンについて
今日の授業の内容

1時間目 [ リスクとリターン ]
カズミチ君の3ポイントシュート
人間は不確実なことが嫌い
高リスク・高リターンとは
リスクを嫌うことと“何かに慣れてしまうこと”は表裏一体
うまい話はすぐになくなる
知ってもらいたい2つのこと

2時間目 [ リスク分散 ]
ヒノコさんの試験勉強
試験内容とヒノコさんの得意科目
勉強の計画
ヤマ張りが効果的になるための条件
リスク分散のルール
リスク分散の限界と高リスク・高リターンの関係
ヒノコさんのテスト結果

3時間目 [ 現在価値と将来価値 ]
アリスと不思議な種
現在価値=値段になる
この時間があれば、こんなことができたのに……(機会費用)
過ぎ去ったことは忘れよう!(埋没費用)
夏休みに宿題を先送りしてしまうのはなぜ?
セントぺテルスブルグのくじ

4時間目 [ 国語 ]
ファイナンス理論の考え方は世の中に深くしみ込んでいる
習ったことを故事成語から探してみよう
習ったことを文学作品から探してみよう

5時間目 [ 社会 ]
経済の仕組み
政治の仕組み
欧米が“世界の中心”になれた理由?

ホームルーム
ファイナンス理論は皆が使える原理原則
今日の授業の感想文

放課後
ファイナンス理論のキーワード
練習問題を解いてみましょう

おわりに
ダイヤモンド社HPから引用させていただきました)

◆本書を読む視点◆
・難しいことをわかりやすく説明するを学ぶ

◆本書を一言で表すと◆
・「ファイナンス理論 = 不確かなこと」を考えること

◆概要&感想◆
書名に偽り無しです。
15歳からの、とあるとおり中高生でもわかるようにファイナンス理論について丁寧に書かれています。

ファイナンス理論という表題でしたので、読む前は金融面でのファイナンスについての本かと思っていましたが、もっと本質的なファイナンスの理論である「リスク」「リターン」「リスク分散」などが本題。

金融面での入門書を期待される場合には注意が必要だと思います。
ただ、内容は非常にわかりやすく秀逸でした。

特に、「不確かなこと」として「リスク」を捉えること、リスク分散の考え方は非常にわかりやすかったです。

本書の何よりの特徴は、
・「ファイナンス理論」のポイントを絞ったこと
・その説明としての例えの素晴らしさ
の2点だと思います。

1点目のポイントについては、「リスクとリターン」「リスク分散」「現在価値と将来価値」という3つに絞ってじっくり説明されています。
そのためファイナンス理論の入門としてはとっつきやすくなっているのだと思います。

やはりあれもこれも、となるとファイナンス理論って大変そう…という先入観がどうしても入ってしまうと思いますので。

4時間目、5時間目は応用編ですが、あくまで3つに絞った話の応用なので無理も無いように思います。

2点目のポイントについては、リスク分散をテスト勉強であったり、表題にもある桃太郎で例え、現在価値と将来価値を夏休みの宿題で例えて説明されていますが、これがまた非常にわかりやすく、納得感があります。

何よりメインターゲットを中高生としているため、学生生活に馴染みのある例えを使っているあたり読み手の視点に立った一冊だと思います。

また、その中高生に向けて著者である慎さんが読んで欲しい本の紹介がそこかしこに挟まれていたり、カッコ書きが真理をついていたり、と読み手にためになる、優しい仕掛けがふんだんに盛り込まれている構成も素晴らしいかと。

著者の慎さんは、LIVING IN PEACEといった活動をされているようですが、本書を見るとさらに若い人への教育であったり、若い人への可能性を信じている方なのかなぁ、などと感じました。

メインターゲットは中高生ですが、年齢に関わらず15歳以上でファイナンス理論って何?という方全てにオススメの一冊だと思います。

◆これからやること◆
・物事を見る時に「リスク分散」されているのか否か、と考えてみる

◆オススメしたい方◆
・ファイナンス理論って何?という方
・リスク、リターン、リスク分散、現在価値、将来価値について勉強したいという方
・ファイナンスの入門本を探している方
・「桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?」に興味を持たれた方
・中高生向けの秀逸な一冊を探している方

■関連リンク■
本書紹介ページ(ダイヤモンド社HP内)
Taejunomics(著者 慎 泰俊氏ブログ)
LIVING IN PEACE(著者 慎 泰俊氏代表)
LIVING IN PEACEブログ

■関連過去エントリ■
[Book]世界一受けたいお金の授業
[Book]チーズの値段から未来が見える
[Book]会計のルールはこの3つしかない (新書y)



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